和歌山県でWEBデザインコース・WEBデザイナー養成科の職業訓練をさがす

和歌山県では、WEBデザインコース・WEBデザイナー養成科の職業訓練は、職業訓練のアップ和歌山駅前校(和歌山市友田町二丁目145番地KEG教育センタービル)、職業訓練のアップ和歌山フォルテ校(和歌山市本町二丁目1番地フォルテワジマ2階)、職業訓練のアップ橋本校(橋本市東家4丁目13-5)などで実施しています。

和歌山県のWEBデザインコース・WEBデザイナー養成科の職業訓練

ネットショップ・Webサイト制作科
訓練実施施設
職業訓練のアップ和歌山駅前校
和歌山市友田町二丁目145番地KEG教育センタービル
職業訓練のアップ和歌山フォルテ校
和歌山市本町二丁目1番地フォルテワジマ2階
職業訓練のアップ橋本校
橋本市東家4丁目13-5
訓練目標
Webサイトを取り扱う企業において、Webの企画・デザイン・制作の基本作業ができる人材を目指す。
訓練概要
ネットショップの管理運営に必要なオフィスソフト操作、Webコーディング、グラフィックデザイン、サイト構築と運営、企画からプロモーションまでの知識・技能を習得する。
訓練終了後に取得できる資格
Webクリ能力認定(上級)、イラストクリ能力認定(標準/上級)、フォトショップクリ能力認定(標準/上級)3資格サーティファイ(任意)、日商PC検定(文書作成/データ活用/プレゼン資料作成)日商(任意)

ビジネス事務科
訓練実施施設
田辺産業技術専門学院
田辺市新庄町1745番地の2
訓練目標
事務職として求められる基本的な簿記やパソコン操作、ビジネスマナーに加え、接客やウェブデザインなど、一般企業の事務員となるための知識や技術の習得を目指します。

訓練内容(職業訓練のアップ和歌山駅前校)

OSスキル
ハードウェアとソフトウェア、Windowsの構成、システムの保護と復元ソフトウェアのインストール、デバイスとプリンタ、ディスクとデータ管理、研修環境の復元
ネットワーク
インターネット知識、インターネット接続トラブル対処法、Webブラウザの設定、サービスの利用と法律、アクセシビティ
メール管理設定
メール設定、管理、顧客対応、顧客管理システム
Web基礎知識
Webの仕組み、用語解説、紙媒体との違い、SNSの基礎知識、動画コンテンツ解説、サーバーの基礎知識
Web制作知識
HTML5・CSS3の基礎知識・仕組み・記述及び制作方法、レスポンシブWebデザインの仕組み及び制作方法、Webライティング、目的別Webサイトレイアウト及びWebサイトデザイン
情報セキュリティマネジメント
情報セキュリティマネジメント、リスクマネジメント、セキュリティ対策、暗号化
ネットショップ運営の基礎知識
ネットショップの出店形態と特徴・仕組み、商取引に関する法規、ネットショップ開業から販売までの流れ、物流と決済の基礎知識
マーケティング
ターゲット層のニーズ調査、ネットワーク検索エンジン最適化(SEOツール)、価格設定の重要性

実技 Web制作ソフトの基本操作、サイトの効率的な更新など

文書作成演習
基本操作、文字の装飾、社内・社外文書の作成・編集(企画書、議事録、案内状)、表作成、イラスト・図形を活用し見やすい文書作成演習、差し込み印刷(使用ソフト :Microsoft Word2019)
データ活用演習
基本操作、表の作成、四則演算・関数、グラフの作成、複数の関数の組み合わせ、
データベースの活用、ピボットテーブル作成、表やグラフを組み合わせた資料(会議
資料、報告書)の作成演習(使用ソフト:Microsoft Excel2019)
プレゼンテーション演習
スライド、レイアウト、アニメーション等を活用したプレゼンテーション資料の作成演習(使用ソフト:Microsoft PowerPoint2019)
Webコーディング演習
Web制作ソフトの基本操作、サイトの効率的な更新、修正等管理演習、メディアクエリ基本文法、HTML5、タグ記述、CSS3(使用ソフト:TeraPad)
自主制作演習
Webサイト制作
Web素材制作演習(画像編集)
画像編集、色調補正、素材作成、文字入力方法(使用ソフト:Adobe Photoshop)
Web素材制作演習(グラフィックデザイン)
描画、図形や線の描き方、トレース、素材作成、オブジェクトの作成と変形、文字入力方法、ベジェ曲線とパス、バナー制作演習(使用ソフト:Adove Illustrator)
ネットショップ運営実務演習
グループで架空ECサイトの発案・制作・運営・マネジメントなど標準的なワークフローの実践演習、プロジェクト管理能力の養成、カラーデザイン、キャッチコピー、文章の書き方、プロモーション業務実践演習

WEBデザイナーの仕事と資格

Webデザインとは、Web上に表示されるページの見た目に関する制作を行うことを指します。Webサイト内のレイアウト変更や使用画像の作成など、幅広く関わることになります。Webメディアやホームページの制作を指すことが多いですが、昨今ではWebサービスや広告用ランディングページのデザインもWebデザインと呼ばれています。

Webデザインの流れ

一般的にWebデザインは、「企画」「デザイン」「コーディング」「公開」の流れで進められます。

企画の段階では「コンセプト」「目的」「想定するユーザー層」「制作期間」などをすり合わせます。この段階で、問題点や改善点を提示する場合もあります。

Webサイトの構成がまとまると、内容を可視化出来るようにデザインをしていきます。デザインでは、まずワイヤーフレームを作り、イメージを“見える化”していきます。ワイヤーフレームとは、Webページのレイアウトを簡単に表したものであり、複数人で完成イメージを共有する目的で作られます。認識の相違を無くし、微修正を行うたたき台としても用いられます。

レイアウトの修正が完了したら、Webサイトの完成図であるデザインカンプを作ります。デザインカンプとはワイヤーフレームに具体的な色や画像の指定を行ったもので、「Photoshop」「Illustrator」で作成されます。デザインカンプでの確認が終わると、HTMLやCSSでのコーディングを行い、公開に向けて進めていきます。これら全ての工程に1人のWebデザイナーが関わるとは限りません。企画や打ち合わせについては、営業が担当することもありますし、ワイヤーフレームやデザインカンプだけをWebデザイナーが作成し、コーディングは専門のコーダーに依頼する場合もあります。

Webデザイナーに必要なスキル(PhotoshopやIllustratorの基本的な操作)

Webデザインの仕事において、写真や画像の加工ができるPhotoshop、イラストの作成ができるIllustratorなど各種デザインツールを使いこなせる必要があります。

Photoshopは写真や画像の加工に用いられ、Illustratorはイラストの作成に用いられるツールです。どちらもWebデザインにおいて、デザインカンプやWebサイト内に使用する画像やバナーの作成などで活躍します。Webデザインツールは他にも多くのツールがありますが、代表的なツールを押さえておくことで応用が利くでしょう。

また、Webデザイナーの業務において、デザインツールを用いる場面はデザインカンプやワイヤーフレームの制作がメインとなるため、必ずしも高いレベルの制作能力が必要とは限りません。Webサイトに掲載する画像やバナーの制作はより専門のデザイナーに依頼することが多く、デザインツールの技術にこだわり過ぎてもWebデザイナーとしてのキャリアに活かせない可能性もあります。

Webデザイナーの仕事に必要なスキルはデザインツールやプログラミングだけではありません。正確なヒアリングを行う顧客折衝能力や、情報入力の快適性やユーザー体験の向上を目的としたUI/UXに関する知識が必要になることもあります。UI(User Interface/ユーザーインタフェース)とはユーザーの情報入力時の快適性、サービスを利用する際の入力や表示方法などを指し、UX(User Experience/ユーザーエクスペリエンス)はユーザー体験に関する考え方、ユーザーがサービスによって得られる興奮や快感のことを指します。

Webデザイナーの資格

資格がなくてもWebデザイナーとして働くことは可能ですが、ここ数年の傾向を見てみると資格のある人のほうが積極的に採用されやすいということがわかっています。資格があるということは、実務経験がなかったとしても、一定の知識と技能を有していることを証明できるためです。

ウェブデザイン技能検定(国家資格)
ウェブデザイン技能検定はWebデザインに関する資格の中で日本の唯一の国家資格で、1級から3級まであります。合格すれば厚生労働省認定のウェブデザイン技能士を名乗ることができます。
ウェブデザイン技能検定の1級と2級の取得には実務経験が必要ですが、3級は実務経験がなくても取得可能なので、これからWebデザインについて学びたいと考えている人におすすめの資格です。

Webクリエイター能力認定試験
Webクリエイター能力検定試験は、株式会社サーティファイが実施している民間試験で、Webサイトの構築に必要なHTML、CSS、Webデザインに関する能力を測定する資格です。
初級から中級の「スタンダード」と上級者を対象とした「エキスパート」の2段階に分かれています。これからWebデザインの勉強をはじめるという方は、まずはスタンダードの取得を目指してみてください。

HTML5プロフェッショナル認定資格
HTMLとはWebサイトを構築するための主要なプログラミング言語です。HTML5は、HTMLの中の5番目のバージョンであり、今後Webの主要な言語になっていくとされています。
HTML5プロフェッショナル認定資格は、これからのWebサイトの制作に欠かせないHTML5とWebサイトの作成に使用するプログラミング言語であるCSSとJavaScriptに関する能力を図るための資格です。
取得者はWebデザインの確かな技術を持っているものとして高く評価されるため、現在Webデザインに関する資格の中で最も人気があります。

アドビ認定エキスパート(ACE)
アドビ認定エキスパートとは、Adobeから発売されているPhotoshopとIllustratorに関する知識と技能を証明できる資格です。試験科目はPhotoshopとIllustratorがそれぞれあります。Webデザインだけではなく、グラフィックデザインに関する仕事をしたいのであれば取得しておくことをおすすめします。
Adobeはグラフィックデザインの世界では欠かせないソフトであり、最新版のソフトの技能を証明されている資格取得者はWebデザインの世界でも高く評価されています。

Photoshop®クリエイター能力認定試験
Photoshop®クリエイター能力認定試験では、グラフィックデザインの世界では世界標準ソフトとなっているPhotoshop®を使って、時間内に画像ファイルの作成や、課題として出された作品を仕上げて表現力やコンテンツ制作能力を測定します。
かなり実践的な内容の試験であるため、取得しておくと一定以上のスキルを保持していることの証明になります。

Illustrator®クリエイター能力認定試験
Illustrator®クリエイター能力認定試験では、お絵かきソフトのIllustrator®を使ってDTPやWebデザインに欠かせないパーツを作成したり、課題として出された作品を時間内に仕上げたりして、表現力やコンテンツ制作能力を測定します。
IllustratorとPhotoshopに関する資格はAdobeの資格でも取得できます。しかし、Webデザインの仕事をする上では両方のソフトを学ばなくても、どちらか一方のソフトが使いこなせれば十分に仕事ができます。

和歌山県の職業訓練コース(募集時期と入校時期)

和歌山県の職業訓練は、和歌山市・田辺市を中心に、海南・岩手・有田・串本などでも一部開講しています。申し込みは住所地を管轄するハローワーク職業相談窓口ですが、通学ができるのであればどのエリアの訓練コースにも応募可能です。(県外のコースに応募することもできます。)

パソコン事務系(簿記・パソコン・WEBデザイン・プログラミング)・医療事務系・介護事務系・ネイル美容系など民間委託しているコースは、2ヶ月前から募集が始まり、1ヶ月前に選考があります。

公共職業訓練(民間委託訓練)の募集

和歌山県の公共職業訓練である民間委託訓練では、2ヶ月ほど前から募集を開始し、選考日は開講日の2〜3週間前に各校で実施されます。訓練開始日は各校によりそれぞれのため、募集期間も各校により違います。

求職者支援訓練(和歌山労働局委託の民間教育機関訓練)の募集

和歌山県の求職者支援訓練では、2ヶ月ほど前から募集を開始し、選考日は開講日の2〜3週間前に各校で実施されます。訓練開始日は各校によりそれぞれのため、募集期間も各校により違います。

長期高度人材育成コース(2年間訓練) 保育士養成科などの募集

和歌山県の長期高度人材育成コース(2年間訓練)は、4月から2年間のコースのため、毎年2月から3月にかけて募集・選考があります。

介護福祉科・保育科・応用情報科の募集があります。

和歌山県の職業訓練校(民間委託校と公立職業訓練校)

【施設内職業訓練】和歌山県の職業訓練では、県立の職業訓練校が2施設、独立行政法人運営のポリテクセンターが1施設あり、電気設備・金属加工など、ものづくり関係の職業訓練はそれらの施設内訓練で実施されています。

【委託職業訓練】和歌山県立の職業訓練校である産業技術専門学院が、それぞれの地域で介護、経理事務、IT、WEBデザインなどの訓練を民間教育機関に委託して実施しています。県立農林大学校で学べる9か月間の農業科など地域の求人需要にあった訓練を実施しています。【長期人材育成訓練】2年間の長期高度人材育成訓練では、介護福祉士科・保育士科・応用情報科・製菓衛生科を実施しています。

【求職者支援訓練】和歌山労働局(厚生労働省)では、雇用保険を受給できない方を主な対象とした「求職者支援訓練」(民間教育機関)を介護、医療事務、WEBデザインなどの分野を中心に実施しています。