東京都では、WEBデザインコース・WEBデザイナー養成科の職業訓練は、デザイナーズアカデミー目黒本校・町田校(目黒区目黒2-10-8第2アトモスフィア青山5F・町田市中町1-19-6魚貞ビル3F)、アルデザインカンパニー ウェブラボ(文京区本郷三丁目9-11平原ビル402)、早稲田電子IT教育センター(新宿区高田馬場2-14-2新陽ビル7階)、ランディックIT研修室(足立区千住1-26-1トロイアビル3階)などで実施しています。
東京都のWEBデザインコース・WEBデザイナー養成科の職業訓練
しっかり学べるグラフィックデザイン・WEBデザイン・AI活用科
訓練実施施設
デザイナーズアカデミー目黒本校
目黒区目黒2-10-8第2アトモスフィア青山5F
デザイナーズアカデミー目黒校駅前教室
目黒区目黒1-5-15MM15ビル4F
デザイナーズアカデミー町田校
町田市中町1-19-6魚貞ビル3F
訓練目標
WEB サイト制作に必要なプログラムの技術と、制作現場で使用されているソフトウェアの操作と活用方法を習得。WEB サイト制作を企画から納品まで総合的に理解し、WEB 業界に関わる職種に従事する。訓練内容
DTP、WEBに関する知識と、商業デザインを学び、グラフィックデザイナーとして多様な印刷物やWEBサイトを制作できる、デザイン力、企画・構成力を身につける。
訓練終了後に取得できる資格
IllustratorRクリエイター能力認定試験 エキスパート サーティファイ(任意)、PhotoshopRクリエイター能力認定試験 エキスパート サーティファイ(任意)
グラフィックデザイナー・Webデザイナー養成科
訓練実施施設
アルデザインカンパニー ウェブラボ
文京区本郷三丁目9-11平原ビル402
訓練目標
グラフィックデザイナーに必要なスキル、Illustrator、Photoshop、InDesign、Webデザイナーに必要なスキル、HTML/CSS、JavaScript、jQueryの基礎を学び、グラフィックデザイナー業務、Webデザイナー・ディレクターの役割、Web制作の業務を理解し、Web制作会社、デザイン制作会社、広告代理店などデザイナーとして幅広い分野での業務に従事する。
AI活用×Webサイトデザイン科
訓練実施施設
早稲田電子IT教育センター
新宿区高田馬場2-14-2新陽ビル7階
訓練目標
Webサイト制作から管理・運用までを考えた設計ができるクリエイターや、様々な提案もできる企業の即戦力となれるスキルを持った人材を目指します。
これからはじめる WEBデザイン・マーケティング科
訓練実施施設
インタープランITスクール新宿校
新宿区愛住町22第3山田ビル3F
訓練目標
初心者から最新のWeb制作スキルを身につけることで、企業にてWebデザイン・ディレクション・マーケティング業務はもちろん、実践を通して得たHTML5/CSS3・JavaScript・WordPress等のプログラミング知識も活用し幅広くWeb関連業務を行える人材を育成する。
ウェブデザイナー・ウェブ担当・ウェブマーケター養成科
訓練実施施設
後藤企画 神楽坂校
新宿区東五軒町5番19号 上野ビル2階B教室
訓練目標
ロジカルシンキング、ビジネス資料作成を用いたプレゼンや、SNS、広告運用,SEOでの集客、HTML、CSS、AdobePhotoshop、Illustrator、UI/UX、JavaScript、WordPress、動画撮影編集、ライティング技術を用いたWeb制作スキルを習得し、制作会社、代理店、自社Web担当者、ディレクター、サイト運用職に従事する。
Webエキスパート科
訓練実施施設
専門学校東京テクニカルカレッジテラハウスICA
中野区東中野4-2-3
訓練目標
Web制作・制作補助・校新作業・運営・管理業務に携わるスキルを持つ人材を目指します。
Webクリエイター養成科
訓練実施施設
ランディックIT研修室
足立区千住1-26-1トロイアビル3階
訓練目標
就職先においてサイトの提案から、制作・運営管理まで実践的なWebサイトが作成できる人材を目指します。
Webクリエイター養成科
訓練実施施設
ペガサスキャリアスクール
八王子市南大沢2-27フレスコ南大沢オフィス棟2階
訓練目標
課題制作を通して必要な知識とスキルを身に付けて効果的なプレゼン技法を習得した、Webサイトの制作・運用管理から提案まで担える人材を目指します。
訓練内容(デザイナーズアカデミー目黒本校)
WEBディレクター・プロデューサー基礎知識
WEBディレクター・プロデューサーの役割、プロジェクトの流れ、WEB制作の要となる業務の理解
WEBプログラミング基礎
コンピュータシステムの基礎知識、システムアーキテクチュアの理解
JavaScript、PHP、データベース、WEBプログラミングの基本言語の基本概念と利用方法
ソーシャルメディア利用基礎
ソーシャルメディアの利用指導
WEBマーケティング基礎
WEB マーケティングの基礎から考え方、戦略、手法 AI を活用した分析方法の理解
HTML/CSS基礎
HTML・CSS基礎、W3Cが定めるWEB標準を理解、HTML5へと繋がるWEB業界の現状把握
通販サイト最適化基礎
通販サイト構造の理解、ユーザビリティ、アクセシビリティに関するデザイン手法の理解、検索エンジン最適化(検索上位表示 等)への理解
JavaScript基礎
JavaScriptの基本構造、イベントオブジェクト、関数、DOMの概念、WEBページの現状や可能性
サーバーサイド・プログラミング基礎
PHPとMySQLの連携に代表される、サーバーサイド・プログラミングの概念の理解
イラスト・ロゴ制作実習
Adobe Illustratorの基本から応用までの制作実習 名刺、地図、ロゴマーク、WEBサイトなど、WEBデザインの実例課題を制作 AIを活用したベクターデータ生成方法の理解
写真合成・修正加工実習
Adobe Photoshopの基本から応用までの制作実習 WEBデザインの現場で実際に行われている、画像修正・補正・加工・合成、フォトレタッチの基礎から応用まで習得するための実習 AIを活用した画像生成方法の理解
ユーザーインターフェイス制作実習
PCサイト、スマートフォン用サイトなどの実践的なユーザーインターフェイスの制作実習
写真撮影実習
静止画による商品・人物の写真撮影
動画撮影実習
商品・人物の動画撮影・編集、YouTubeアップロード
WEBプログラミング実習
制作現場のワークフローを想定したプログラム実習、実際のWEB制作における企画書の要件定義や進行方法の制作実習、WEBマーケティングなど、これまでの学習内容を活用したWEBプログラミング実習(HTML、CSS、JavaScriptなど)、AIを活用したWEB制作方法の理解
JavaScriptプログラミング実習
コンテンツ制作・プログラミング実習
スマートフォンサイト制作実習
WEBマーケティングを基に、iPhone、Androidなどのスマートフォン、iPadなどのタブレット端末用サイト制作実習
CMS制作実習
WordPressを使用したCMS制作実習、PHP、MySQLの連携、総合課題制作実習
WEB総合制作実習
修了制作 WEBプログラミングと商業印刷物をセットにした、ビジネスプロジェクトを想定した総合制作実習。WEBマーケティングを基にしたコンセプトメイクから企画書作成、プレゼンテーション演習、トータルプロジェクト実習
WEBデザイナーの仕事と資格
Webデザインとは、Web上に表示されるページの見た目に関する制作を行うことを指します。Webサイト内のレイアウト変更や使用画像の作成など、幅広く関わることになります。Webメディアやホームページの制作を指すことが多いですが、昨今ではWebサービスや広告用ランディングページのデザインもWebデザインと呼ばれています。
Webデザインの流れ
一般的にWebデザインは、「企画」「デザイン」「コーディング」「公開」の流れで進められます。
企画の段階では「コンセプト」「目的」「想定するユーザー層」「制作期間」などをすり合わせます。この段階で、問題点や改善点を提示する場合もあります。
Webサイトの構成がまとまると、内容を可視化出来るようにデザインをしていきます。デザインでは、まずワイヤーフレームを作り、イメージを“見える化”していきます。ワイヤーフレームとは、Webページのレイアウトを簡単に表したものであり、複数人で完成イメージを共有する目的で作られます。認識の相違を無くし、微修正を行うたたき台としても用いられます。
レイアウトの修正が完了したら、Webサイトの完成図であるデザインカンプを作ります。デザインカンプとはワイヤーフレームに具体的な色や画像の指定を行ったもので、「Photoshop」「Illustrator」で作成されます。デザインカンプでの確認が終わると、HTMLやCSSでのコーディングを行い、公開に向けて進めていきます。これら全ての工程に1人のWebデザイナーが関わるとは限りません。企画や打ち合わせについては、営業が担当することもありますし、ワイヤーフレームやデザインカンプだけをWebデザイナーが作成し、コーディングは専門のコーダーに依頼する場合もあります。
Webデザイナーに必要なスキル(PhotoshopやIllustratorの基本的な操作)
Webデザインの仕事において、写真や画像の加工ができるPhotoshop、イラストの作成ができるIllustratorなど各種デザインツールを使いこなせる必要があります。
Photoshopは写真や画像の加工に用いられ、Illustratorはイラストの作成に用いられるツールです。どちらもWebデザインにおいて、デザインカンプやWebサイト内に使用する画像やバナーの作成などで活躍します。Webデザインツールは他にも多くのツールがありますが、代表的なツールを押さえておくことで応用が利くでしょう。
また、Webデザイナーの業務において、デザインツールを用いる場面はデザインカンプやワイヤーフレームの制作がメインとなるため、必ずしも高いレベルの制作能力が必要とは限りません。Webサイトに掲載する画像やバナーの制作はより専門のデザイナーに依頼することが多く、デザインツールの技術にこだわり過ぎてもWebデザイナーとしてのキャリアに活かせない可能性もあります。
Webデザイナーの仕事に必要なスキルはデザインツールやプログラミングだけではありません。正確なヒアリングを行う顧客折衝能力や、情報入力の快適性やユーザー体験の向上を目的としたUI/UXに関する知識が必要になることもあります。UI(User Interface/ユーザーインタフェース)とはユーザーの情報入力時の快適性、サービスを利用する際の入力や表示方法などを指し、UX(User Experience/ユーザーエクスペリエンス)はユーザー体験に関する考え方、ユーザーがサービスによって得られる興奮や快感のことを指します。
Webデザイナーの資格
資格がなくてもWebデザイナーとして働くことは可能ですが、ここ数年の傾向を見てみると資格のある人のほうが積極的に採用されやすいということがわかっています。資格があるということは、実務経験がなかったとしても、一定の知識と技能を有していることを証明できるためです。
ウェブデザイン技能検定(国家資格)
ウェブデザイン技能検定はWebデザインに関する資格の中で日本の唯一の国家資格で、1級から3級まであります。合格すれば厚生労働省認定のウェブデザイン技能士を名乗ることができます。
ウェブデザイン技能検定の1級と2級の取得には実務経験が必要ですが、3級は実務経験がなくても取得可能なので、これからWebデザインについて学びたいと考えている人におすすめの資格です。
Webクリエイター能力認定試験
Webクリエイター能力検定試験は、株式会社サーティファイが実施している民間試験で、Webサイトの構築に必要なHTML、CSS、Webデザインに関する能力を測定する資格です。
初級から中級の「スタンダード」と上級者を対象とした「エキスパート」の2段階に分かれています。これからWebデザインの勉強をはじめるという方は、まずはスタンダードの取得を目指してみてください。
HTML5プロフェッショナル認定資格
HTMLとはWebサイトを構築するための主要なプログラミング言語です。HTML5は、HTMLの中の5番目のバージョンであり、今後Webの主要な言語になっていくとされています。
HTML5プロフェッショナル認定資格は、これからのWebサイトの制作に欠かせないHTML5とWebサイトの作成に使用するプログラミング言語であるCSSとJavaScriptに関する能力を図るための資格です。
取得者はWebデザインの確かな技術を持っているものとして高く評価されるため、現在Webデザインに関する資格の中で最も人気があります。
アドビ認定エキスパート(ACE)
アドビ認定エキスパートとは、Adobeから発売されているPhotoshopとIllustratorに関する知識と技能を証明できる資格です。試験科目はPhotoshopとIllustratorがそれぞれあります。Webデザインだけではなく、グラフィックデザインに関する仕事をしたいのであれば取得しておくことをおすすめします。
Adobeはグラフィックデザインの世界では欠かせないソフトであり、最新版のソフトの技能を証明されている資格取得者はWebデザインの世界でも高く評価されています。
Photoshop®クリエイター能力認定試験
Photoshop®クリエイター能力認定試験では、グラフィックデザインの世界では世界標準ソフトとなっているPhotoshop®を使って、時間内に画像ファイルの作成や、課題として出された作品を仕上げて表現力やコンテンツ制作能力を測定します。
かなり実践的な内容の試験であるため、取得しておくと一定以上のスキルを保持していることの証明になります。
Illustrator®クリエイター能力認定試験
Illustrator®クリエイター能力認定試験では、お絵かきソフトのIllustrator®を使ってDTPやWebデザインに欠かせないパーツを作成したり、課題として出された作品を時間内に仕上げたりして、表現力やコンテンツ制作能力を測定します。
IllustratorとPhotoshopに関する資格はAdobeの資格でも取得できます。しかし、Webデザインの仕事をする上では両方のソフトを学ばなくても、どちらか一方のソフトが使いこなせれば十分に仕事ができます。
東京都の職業訓練コース(募集時期と入校時期)
東京都の職業訓練は、新宿・飯田橋を中心に、渋谷・池袋・吉祥寺・府中・八王子などでも一部開講しています。申し込みは住所地を管轄するハローワーク職業相談窓口ですが、通学ができるのであればどのエリアの訓練コースにも応募可能です。(県外のコースに応募することもできます。)
パソコン事務系(簿記・パソコン・WEBデザイン・プログラミング)・医療事務系・介護事務系・ネイル美容系など民間委託しているコースは、2ヶ月前から募集が始まり、1ヶ月前に選考があります。
公共職業訓練(民間委託訓練)の募集
東京都の公共職業訓練(民間委託訓練)は、毎月入校で「4か月訓練・3か月訓練・3か月訓練(オンライン)・2か月訓練」を同時募集しています。
募集期間は毎回2週間程度で、申込み期間中に、各校の見学会もありますので、見学会にも参加しましょう。選考方法は、6か月訓練は「書類選考と各校で面接選考」、3か月訓練・2か月訓練は「書類選考」です。
また、女性向けに短期スキルアップ講座として、「女性向け委託訓練5日間コース(Word・Excel基礎科)」(定員各回10名)などもあります。
求職者支援訓練(東京労働局委託の民間教育機関訓練)の募集
東京都の求職者支援訓練は、毎月初旬の2週間ほどの期間に翌月入校生の募集があります。2週間程度の申込み期間後、2週間後ぐらいに選考日(面接選考)があり、合格発表は選考日の数日後です。公共職業訓練に比べると募集から選考・入校までの期間が短いので、ハローワークで小まめに確認しましょう。
長期高度人材育成コース(2年間訓練) 保育士養成科などの募集
東京都の長期高度人材育成コース(2年間訓練)は、4月から2年間のコースのため、毎年1月から3月にかけて募集・選考があります。(応募は1月下旬までです。)
介護福祉士養成科・保育士養成科の他に、アプリWeb 制作学科 早稲田文理専門学校・ゲームクリエイター学科・電子応用工学科・Web 動画クリエイター科・バイオテクノロジー科・環境テクノロジー科・歯科技工士(CAD デザイナー)科・言語聴覚士養成科・言語聴覚療法学科・言語聴覚士養成学科・税理士科・栄養士科・栄養科・パティシエカフェ科・カフェビジネス科・調理総合本科・調理師科・パーソナルトレーナー科・コスメビューティ科・ヘアメイクビューティ科の募集があります。
また、1年コースで、調理師科・精神保健福祉士養成科・精神保健福祉士養成学科・社会福祉士一般養成科・社会福祉士養成科・義肢装具科の募集もあります。
東京都の職業訓練校(民間委託校と公立職業訓練校)
【施設内職業訓練】東京の職業訓練では、都立の職業訓練校が11施設あり、電気設備・金属加工・造園・建築など、ものづくり関係の職業訓練や介護サービス訓練などを、それらの施設内訓練で実施されています。また、城東職業能力開発センター台東分校では、日本で唯一の「製くつ科」の公共職業訓練を行っています。
【委託職業訓練】都立中央・城北職業能力開発センター再就職促進訓練室では、介護、経理事務、IT、WEBデザインなどの訓練を民間教育機関に委託して実施しています。【長期人材育成訓練】介護士・保育士養成が多い2年間の専門人材育成訓練では、ゲームクリエイター学科やWeb動画クリエイター科のIT分野だけでなく、バイオテクノロジー科や環境テクノロジー科の化学分野など幅広い分野の訓練も充実しています。
【求職者支援訓練】参考までに、東京労働局(厚生労働省)では、雇用保険を受給できない方を主な対象とした「求職者支援訓練」(民間教育機関)を開講しています。自治体規模の割には東京の「求職者支援訓練」は少なめですが、求人需要の高い「WEBデザイナー」や「ゲームクリエイター」などのIT分野の訓練が充実しています。