静岡県でWEBデザインコース・WEBデザイナー養成科の職業訓練をさがす

静岡県では、WEBデザインコース・WEBデザイナー養成科の職業訓練は、日建学院沼津校(沼津市大手町1-1-3沼津産業ビル7階)、パソコンスクールアビバ静岡(静岡市葵区御幸町6-10静岡モディ6階)、Wonderlabo静岡支部(静岡市葵区伝馬町1-2 3階)などで実施しています。

静岡県のWEBデザインコース・WEBデザイナー養成科の職業訓練

WEBクリエイター科
訓練実施施設
建築資料研究社沼津支店 日建学院沼津校
沼津市大手町1-1-3沼津産業ビル7階
訓練目標
Webクリエイター能力認定試験を持ち、Web全般の基本知識・専門知識を習得し、幅広い職務に対応可能な人材を育成
訓練内容
PC基礎、ネットワーク、グラフィック、デザイン、Webプログラミング、ネットショップ構築等
訓練終了後に取得できる資格
 Webクリエイター能力認定試験エキスパート(任意受験)

基礎から実践まで幅広くWebデザイン養成科
訓練実施施設
パソコンスクールアビバ静岡
静岡市葵区御幸町6-10静岡モディ6階
訓練目標
Webデザイナーとして必要なIllustrator、Photoshop、Webサイト制作・運用の基本作業ができるようになる。

基礎から学べるWEBデザイン/サイト制作/マーケティング科
訓練実施施設
Wonderlabo静岡支部
静岡市葵区伝馬町1-2 3階
訓練目標
デザインやWebマーケティングの基礎を理解し、各種デザインツールを用いたグラフィックやバナー作成、HTML/CSSやその他ツールを用いたWebサイトの企画・デザイン・制作など、Webデザイナーとしての基本作業ができる。

訓練内容(建築資料研究社沼津支店 日建学院沼津校)

PC 基礎
ハードウェアの構成や選定のポイント、ソフトウェアの分類と役割、データ形式選別のルール等
ビジネス著作権概論
著作権を中心とする知的財産権の法解釈とケーススタディ等
商業デザイン論
Web サイト制作及び DTP における美しいデザインの基礎知識等

ネットワーク技術
インターネットの概念、セキュリティに関する知識やネットワークでデータを扱う技術等
グラフィックス演習
Photoshop・Illustrator による画像処理とコンテンツ製作技術の習得等
Web デザイン
HTML5、CSS3等現行言語の習得と下位バージョンとの相違点の理解、Web サイト制作 高機能エディタによる際と製作技術の習得等
ネットマーケティング論
SEO を考慮したサイト設計や複合的な手法の理解 インターネット広告の種類とシステムの理解
Web プログラミング
Javascript による双方向性ページの制作 等
ネットショップ構築
ショッピングカートプログラムを使ったサイトの構築
検定試験対策 Web クリエイター能力試験の模試・対策

WEBデザイナーの仕事と資格

Webデザインとは、Web上に表示されるページの見た目に関する制作を行うことを指します。Webサイト内のレイアウト変更や使用画像の作成など、幅広く関わることになります。Webメディアやホームページの制作を指すことが多いですが、昨今ではWebサービスや広告用ランディングページのデザインもWebデザインと呼ばれています。

Webデザインの流れ

一般的にWebデザインは、「企画」「デザイン」「コーディング」「公開」の流れで進められます。

企画の段階では「コンセプト」「目的」「想定するユーザー層」「制作期間」などをすり合わせます。この段階で、問題点や改善点を提示する場合もあります。

Webサイトの構成がまとまると、内容を可視化出来るようにデザインをしていきます。デザインでは、まずワイヤーフレームを作り、イメージを“見える化”していきます。ワイヤーフレームとは、Webページのレイアウトを簡単に表したものであり、複数人で完成イメージを共有する目的で作られます。認識の相違を無くし、微修正を行うたたき台としても用いられます。

レイアウトの修正が完了したら、Webサイトの完成図であるデザインカンプを作ります。デザインカンプとはワイヤーフレームに具体的な色や画像の指定を行ったもので、「Photoshop」「Illustrator」で作成されます。デザインカンプでの確認が終わると、HTMLやCSSでのコーディングを行い、公開に向けて進めていきます。これら全ての工程に1人のWebデザイナーが関わるとは限りません。企画や打ち合わせについては、営業が担当することもありますし、ワイヤーフレームやデザインカンプだけをWebデザイナーが作成し、コーディングは専門のコーダーに依頼する場合もあります。

Webデザイナーに必要なスキル(PhotoshopやIllustratorの基本的な操作)

Webデザインの仕事において、写真や画像の加工ができるPhotoshop、イラストの作成ができるIllustratorなど各種デザインツールを使いこなせる必要があります。

Photoshopは写真や画像の加工に用いられ、Illustratorはイラストの作成に用いられるツールです。どちらもWebデザインにおいて、デザインカンプやWebサイト内に使用する画像やバナーの作成などで活躍します。Webデザインツールは他にも多くのツールがありますが、代表的なツールを押さえておくことで応用が利くでしょう。

また、Webデザイナーの業務において、デザインツールを用いる場面はデザインカンプやワイヤーフレームの制作がメインとなるため、必ずしも高いレベルの制作能力が必要とは限りません。Webサイトに掲載する画像やバナーの制作はより専門のデザイナーに依頼することが多く、デザインツールの技術にこだわり過ぎてもWebデザイナーとしてのキャリアに活かせない可能性もあります。

Webデザイナーの仕事に必要なスキルはデザインツールやプログラミングだけではありません。正確なヒアリングを行う顧客折衝能力や、情報入力の快適性やユーザー体験の向上を目的としたUI/UXに関する知識が必要になることもあります。UI(User Interface/ユーザーインタフェース)とはユーザーの情報入力時の快適性、サービスを利用する際の入力や表示方法などを指し、UX(User Experience/ユーザーエクスペリエンス)はユーザー体験に関する考え方、ユーザーがサービスによって得られる興奮や快感のことを指します。

Webデザイナーの資格

資格がなくてもWebデザイナーとして働くことは可能ですが、ここ数年の傾向を見てみると資格のある人のほうが積極的に採用されやすいということがわかっています。資格があるということは、実務経験がなかったとしても、一定の知識と技能を有していることを証明できるためです。

ウェブデザイン技能検定(国家資格)
ウェブデザイン技能検定はWebデザインに関する資格の中で日本の唯一の国家資格で、1級から3級まであります。合格すれば厚生労働省認定のウェブデザイン技能士を名乗ることができます。
ウェブデザイン技能検定の1級と2級の取得には実務経験が必要ですが、3級は実務経験がなくても取得可能なので、これからWebデザインについて学びたいと考えている人におすすめの資格です。

Webクリエイター能力認定試験
Webクリエイター能力検定試験は、株式会社サーティファイが実施している民間試験で、Webサイトの構築に必要なHTML、CSS、Webデザインに関する能力を測定する資格です。
初級から中級の「スタンダード」と上級者を対象とした「エキスパート」の2段階に分かれています。これからWebデザインの勉強をはじめるという方は、まずはスタンダードの取得を目指してみてください。

HTML5プロフェッショナル認定資格
HTMLとはWebサイトを構築するための主要なプログラミング言語です。HTML5は、HTMLの中の5番目のバージョンであり、今後Webの主要な言語になっていくとされています。
HTML5プロフェッショナル認定資格は、これからのWebサイトの制作に欠かせないHTML5とWebサイトの作成に使用するプログラミング言語であるCSSとJavaScriptに関する能力を図るための資格です。
取得者はWebデザインの確かな技術を持っているものとして高く評価されるため、現在Webデザインに関する資格の中で最も人気があります。

アドビ認定エキスパート(ACE)
アドビ認定エキスパートとは、Adobeから発売されているPhotoshopとIllustratorに関する知識と技能を証明できる資格です。試験科目はPhotoshopとIllustratorがそれぞれあります。Webデザインだけではなく、グラフィックデザインに関する仕事をしたいのであれば取得しておくことをおすすめします。
Adobeはグラフィックデザインの世界では欠かせないソフトであり、最新版のソフトの技能を証明されている資格取得者はWebデザインの世界でも高く評価されています。

Photoshop®クリエイター能力認定試験
Photoshop®クリエイター能力認定試験では、グラフィックデザインの世界では世界標準ソフトとなっているPhotoshop®を使って、時間内に画像ファイルの作成や、課題として出された作品を仕上げて表現力やコンテンツ制作能力を測定します。
かなり実践的な内容の試験であるため、取得しておくと一定以上のスキルを保持していることの証明になります。

Illustrator®クリエイター能力認定試験
Illustrator®クリエイター能力認定試験では、お絵かきソフトのIllustrator®を使ってDTPやWebデザインに欠かせないパーツを作成したり、課題として出された作品を時間内に仕上げたりして、表現力やコンテンツ制作能力を測定します。
IllustratorとPhotoshopに関する資格はAdobeの資格でも取得できます。しかし、Webデザインの仕事をする上では両方のソフトを学ばなくても、どちらか一方のソフトが使いこなせれば十分に仕事ができます。

静岡県の職業訓練コース(募集時期と入校時期)

静岡県の職業訓練は、静岡市・浜松市を中心に、沼津・磐田などでも一部開講しています。申し込みは住所地を管轄するハローワーク職業相談窓口ですが、通学ができるのであればどのエリアの訓練コースにも応募可能です。(県外のコースに応募することもできます。)

パソコン事務系(簿記・パソコン・WEBデザイン・プログラミング)・医療事務系・介護事務系・ネイル美容系など民間委託しているコースは、2ヶ月前から募集が始まり、1ヶ月前に選考があります。

求職者支援訓練(静岡労働局委託の民間教育機関訓練)の募集

静岡県の求職者支援訓練では、2ヶ月ほど前から募集を開始し、募集締め切りから1週間後ぐらいに、各校で選考が実施されます。訓練校により訓練開始日がさまざまなため、募集日程もそれぞれ違います。

長期高度人材育成コース(2年間訓練) 保育士養成科などの募集

静岡県の長期高度人材育成コース(2年間訓練)は、4月から2年間のコースのため、毎年1月から3月にかけて募集・選考があります。

介護福祉士養成科・公認会計士税理士科の募集があります。

静岡県の職業訓練校(民間委託校と公立職業訓練校)

【施設内職業訓練】静岡県の職業訓練では、県立の職業訓練校が3施設、独立行政法人運営のポリテクセンターが1施設あり、電気設備・金属加工など、ものづくり関係の職業訓練はそれらの施設内訓練で実施されています。(令和3年4月より清水技術専門校と沼津技術専門校が、静岡県立工科短期大学校のし静岡キャンパスと沼津キャンパスになりました。これにより、離職者訓練から、高卒者などを対象とした学卒者訓練や高度な在職者訓練を重視した運営になります。)

【委託職業訓練】静岡県立工科短期大学校と浜松技術専門校が、それぞれの地域で介護、経理事務、IT、WEBデザインなどの訓練を民間教育機関に委託して実施しています。【長期人材育成訓練】2年間の長期高度人材育成訓練では、総合ビジネス科と介護福祉養成科科を静岡市内で、公認会計士・税理士科を浜松市で実施しています。

【求職者支援訓練】静岡労働局(厚生労働省)では、雇用保険を受給できない方を主な対象とした「求職者支援訓練」(民間教育機関)を介護、医療事務、WEBデザインなどの分野を中心に実施しています。