大分県では、WEBデザインコース・WEBデザイナー養成科の職業訓練は、ヒューリスアカデミー大分校(大分市都町3-1-1大分センタービル3F)、ゴードービジネスマシン(大分市下郡北1-2-12)、ジョブトレ大分校(豊後大野市緒方町下自在172番地cocomioサテライトオフィス1)などで実施しています。
大分県のWEBデザインコース・WEBデザイナー養成科の職業訓練
広告・Webデザイン科
訓練実施施設
ヒューリスアカデミー大分校
大分市都町3-1-1大分センタービル3F
訓練目標
CG・Webの高度な操作方法によるホームページの制作技術を中心に広告デザインや印刷出版に必須のDTPデザインなどのデジタルコンテンツ全般の技術を習得います。また 今話題の「生成AI活用法」や「Webマーケティング」、「グループウェア」、「著作権」の知識も習得します。
訓練概要
(学科)Webクリエイター能力認定試験、Illustratorエキスパート試験、Photoshopエキスパート試験
(実技)コンピュータ入門、Illustrator・Photoshop、HTML・CSS、Dreamweaver、JavaScript、クラウド・グループウェア等、課題制作・演習
訓練終了後に取得できる資格
(取得可能資格)Webクリエイター能力認定試験(エキスパート) Illustratorクリエイター能力認定試験(エキスパート) Photoshopクリエイター能力認定試験(エキスパート)
Webデザイナー養成科
訓練実施施設
ゴードービジネスマシン
大分市下郡北1-2-12
訓練目標
HTML5に対応したホームページ制作技術の習得、ホームベージ作成のためのDreamweaver、WordPress、ホームページコンテンツには画像、ビジュアルデザイン、Photoshop、グラフィックデザイン、CG作成の為のillustrator、動画活用の為のPremiere Proの各ソフトを使用し、Eコマース、SNSを含むWeb関連業務を学び、就職後の実務に活かせるスキル全般を身に付ける。
地域で活躍できる広報担当者養成科
訓練実施施設
ジョブトレ大分校
豊後大野市緒方町下自在172番地cocomioサテライトオフィス1
訓練目標
中小~ベンチャー企業において、採用広報やPR/IRなどの社外広報、社内報やブランディングなどの社内広報の業務の企画~運用ができる。
広報の基本からノーコードによるサイト制作、サイト運用、広告運用、デザイン、画像・動画編集まで幅広く学習し、地域社会において即戦力として活躍できる広報担当者に。
訓練内容(ヒューリスアカデミー大分校)
Web クリエイター能力認定試験 (エキスパート)
Illustrator クリエイター能力認定試験 (エキスパート)
Photoshop クリエイター能力認定試験 (エキスパート)
コンピュータ入門
Windows入門を中心にコンピュータ基礎力やAdobeアプリケーションの基礎技術を習得します
Illustrator・Photoshop
CG 概論、ベジェとトレース、オブジェクト操作、レイヤーとシンボル及び効果、アピアランス、作業エリアとレタッチ、マスクとチャンネルなどの高度な CG データの作成を習得します
HTML・CSS・VSCode・JavaScript
HTML・CSS など Web 標準の最新技術を中心に VS Code や JavaScript やjQuery の活用によるコーディング技術で高度な Web 制作を学びます
クラウド・グループウェア・生成 AI 活用
Web 制作、クラウド・グループウェアの仕組みと活用法、生成 AI 使用と権利について学びます
課題制作・演習
就職対策のための作品作り・課題作品のプレゼンテーションをはじめ広告、Webマーケティング、情報セキュリティ、色彩心理、著作権法など即戦力の技能を習得します
WEBデザイナーの仕事と資格
Webデザインとは、Web上に表示されるページの見た目に関する制作を行うことを指します。Webサイト内のレイアウト変更や使用画像の作成など、幅広く関わることになります。Webメディアやホームページの制作を指すことが多いですが、昨今ではWebサービスや広告用ランディングページのデザインもWebデザインと呼ばれています。
Webデザインの流れ
一般的にWebデザインは、「企画」「デザイン」「コーディング」「公開」の流れで進められます。
企画の段階では「コンセプト」「目的」「想定するユーザー層」「制作期間」などをすり合わせます。この段階で、問題点や改善点を提示する場合もあります。
Webサイトの構成がまとまると、内容を可視化出来るようにデザインをしていきます。デザインでは、まずワイヤーフレームを作り、イメージを“見える化”していきます。ワイヤーフレームとは、Webページのレイアウトを簡単に表したものであり、複数人で完成イメージを共有する目的で作られます。認識の相違を無くし、微修正を行うたたき台としても用いられます。
レイアウトの修正が完了したら、Webサイトの完成図であるデザインカンプを作ります。デザインカンプとはワイヤーフレームに具体的な色や画像の指定を行ったもので、「Photoshop」「Illustrator」で作成されます。デザインカンプでの確認が終わると、HTMLやCSSでのコーディングを行い、公開に向けて進めていきます。これら全ての工程に1人のWebデザイナーが関わるとは限りません。企画や打ち合わせについては、営業が担当することもありますし、ワイヤーフレームやデザインカンプだけをWebデザイナーが作成し、コーディングは専門のコーダーに依頼する場合もあります。
Webデザイナーに必要なスキル(PhotoshopやIllustratorの基本的な操作)
Webデザインの仕事において、写真や画像の加工ができるPhotoshop、イラストの作成ができるIllustratorなど各種デザインツールを使いこなせる必要があります。
Photoshopは写真や画像の加工に用いられ、Illustratorはイラストの作成に用いられるツールです。どちらもWebデザインにおいて、デザインカンプやWebサイト内に使用する画像やバナーの作成などで活躍します。Webデザインツールは他にも多くのツールがありますが、代表的なツールを押さえておくことで応用が利くでしょう。
また、Webデザイナーの業務において、デザインツールを用いる場面はデザインカンプやワイヤーフレームの制作がメインとなるため、必ずしも高いレベルの制作能力が必要とは限りません。Webサイトに掲載する画像やバナーの制作はより専門のデザイナーに依頼することが多く、デザインツールの技術にこだわり過ぎてもWebデザイナーとしてのキャリアに活かせない可能性もあります。
Webデザイナーの仕事に必要なスキルはデザインツールやプログラミングだけではありません。正確なヒアリングを行う顧客折衝能力や、情報入力の快適性やユーザー体験の向上を目的としたUI/UXに関する知識が必要になることもあります。UI(User Interface/ユーザーインタフェース)とはユーザーの情報入力時の快適性、サービスを利用する際の入力や表示方法などを指し、UX(User Experience/ユーザーエクスペリエンス)はユーザー体験に関する考え方、ユーザーがサービスによって得られる興奮や快感のことを指します。
Webデザイナーの資格
資格がなくてもWebデザイナーとして働くことは可能ですが、ここ数年の傾向を見てみると資格のある人のほうが積極的に採用されやすいということがわかっています。資格があるということは、実務経験がなかったとしても、一定の知識と技能を有していることを証明できるためです。
ウェブデザイン技能検定(国家資格)
ウェブデザイン技能検定はWebデザインに関する資格の中で日本の唯一の国家資格で、1級から3級まであります。合格すれば厚生労働省認定のウェブデザイン技能士を名乗ることができます。
ウェブデザイン技能検定の1級と2級の取得には実務経験が必要ですが、3級は実務経験がなくても取得可能なので、これからWebデザインについて学びたいと考えている人におすすめの資格です。
Webクリエイター能力認定試験
Webクリエイター能力検定試験は、株式会社サーティファイが実施している民間試験で、Webサイトの構築に必要なHTML、CSS、Webデザインに関する能力を測定する資格です。
初級から中級の「スタンダード」と上級者を対象とした「エキスパート」の2段階に分かれています。これからWebデザインの勉強をはじめるという方は、まずはスタンダードの取得を目指してみてください。
HTML5プロフェッショナル認定資格
HTMLとはWebサイトを構築するための主要なプログラミング言語です。HTML5は、HTMLの中の5番目のバージョンであり、今後Webの主要な言語になっていくとされています。
HTML5プロフェッショナル認定資格は、これからのWebサイトの制作に欠かせないHTML5とWebサイトの作成に使用するプログラミング言語であるCSSとJavaScriptに関する能力を図るための資格です。
取得者はWebデザインの確かな技術を持っているものとして高く評価されるため、現在Webデザインに関する資格の中で最も人気があります。
アドビ認定エキスパート(ACE)
アドビ認定エキスパートとは、Adobeから発売されているPhotoshopとIllustratorに関する知識と技能を証明できる資格です。試験科目はPhotoshopとIllustratorがそれぞれあります。Webデザインだけではなく、グラフィックデザインに関する仕事をしたいのであれば取得しておくことをおすすめします。
Adobeはグラフィックデザインの世界では欠かせないソフトであり、最新版のソフトの技能を証明されている資格取得者はWebデザインの世界でも高く評価されています。
Photoshop®クリエイター能力認定試験
Photoshop®クリエイター能力認定試験では、グラフィックデザインの世界では世界標準ソフトとなっているPhotoshop®を使って、時間内に画像ファイルの作成や、課題として出された作品を仕上げて表現力やコンテンツ制作能力を測定します。
かなり実践的な内容の試験であるため、取得しておくと一定以上のスキルを保持していることの証明になります。
Illustrator®クリエイター能力認定試験
Illustrator®クリエイター能力認定試験では、お絵かきソフトのIllustrator®を使ってDTPやWebデザインに欠かせないパーツを作成したり、課題として出された作品を時間内に仕上げたりして、表現力やコンテンツ制作能力を測定します。
IllustratorとPhotoshopに関する資格はAdobeの資格でも取得できます。しかし、Webデザインの仕事をする上では両方のソフトを学ばなくても、どちらか一方のソフトが使いこなせれば十分に仕事ができます。
大分県の職業訓練コース(募集時期と入校時期)
大分県の職業訓練は、大分市・中津市・日田市を中心に、別府・豊後大野・宇佐・佐伯などでも一部開講しています。申し込みは住所地を管轄するハローワーク職業相談窓口ですが、通学ができるのであればどのエリアの訓練コースにも応募可能です。(県外のコースに応募することもできます。)
パソコン事務系(簿記・パソコン・WEBデザイン・プログラミング)・医療事務系・介護事務系・ネイル美容系など民間委託しているコースは、2ヶ月前から募集が始まり、1ヶ月前に選考があります。
公共職業訓練(民間委託訓練)の募集
大分県の公共職業訓練である民間委託訓練では、2ヶ月ほど前から募集を開始し、選考日は開講日の2〜3週間前に各校で実施されます。訓練開始日は各校によりそれぞれのため、募集期間も各校により違います。
求職者支援訓練(大分労働局委託の民間教育機関訓練)の募集
大分県の求職者支援訓練では、2ヶ月ほど前から募集を開始し、選考日は開講日の2〜3週間前に各校で実施されます。訓練開始日は各校によりそれぞれのため、募集期間も各校により違います。
長期高度人材育成コース(2年間訓練) 保育士養成科などの募集
大分県の長期高度人材育成コース(2年間訓練)は、4月から2年間のコースのため、毎年1月下旬から3月にかけて募集・選考があります。
介護福祉士養成科・保育士養成科・栄養士養成科・デジタル人材養成科・美容師養成科・准看護師養成科・調理師養成科(1年)・社会福祉士養成科(1年)・精神保健福祉士養成科(1年)・調理師養成科(1年)の募集があります。
大分県の職業訓練校(民間委託校と公立職業訓練校)
【施設内職業訓練】大分県の職業訓練では、県立の職業訓練校が4施設、独立行政法人運営のポリテクセンターが1施設あり、電気設備・金属加工など、ものづくり関係の職業訓練はそれらの施設内訓練で実施されています。
【委託職業訓練】大分県立の職業訓練校である産業技術専門学院の各校が、それぞれの地域で介護、経理事務、IT、WEBデザインなどの訓練を民間教育機関に委託して実施しています。【長期人材育成訓練】2年間の長期高度人材育成訓練では、介護福祉士養成科・保育士養成科をはじめ調理師や栄養士・調理師養成科を実施しています。
【求職者支援訓練】大分労働局(厚生労働省)では、雇用保険を受給できない方を主な対象とした「求職者支援訓練」(民間教育機関)を介護、医療事務、WEBデザインなどの分野を中心に実施しています。