奈良県でWEBデザインコース・WEBデザイナー養成科の職業訓練をさがす

奈良県では、WEBデザインコース・WEBデザイナー養成科の職業訓練は、パソコン・ネットワークスクールAUC(奈良市二条町2丁目2番7号武田ビル2F)、ビジネススクールBGM王寺校(北葛城郡王寺町王寺2丁目6-12服部ビル2F)、日世スキルアップスクール(橿原市葛本町456-3)などで実施しています。

奈良県のWEBデザインコース・WEBデザイナー養成科の職業訓練

WEBクリエイター科
訓練実施施設
パソコン・ネットワークスクールAUC
奈良市二条町2丁目2番7号武田ビル2F
訓練目標
Webコンテンツ提供事業所およびWeb管理部門において、Webサイトの企画・デザイン・制作の基本作業および更新ができる。
訓練概要
Web制作の仕事に関するHTML・CSS・JavaScript、画像加工などの知識・技能および業界を問わず必要となるオフィスソフトの技能を習得する。
訓練終了後に取得できる資格
 Webクリエイター能力認定試験エキスパート、Illustratorクリエイター能力認定試験スタンダード、Photoshopクリエイター能力認定試験スタンダード、ウェブデザイン技能検定3級(全て任意)

Webデザイン科
訓練実施施設
ビジネススクールBGM王寺校
北葛城郡王寺町王寺2丁目6-12服部ビル2F
訓練目標
Webサイト制作に必要なHTML5・CSS3の技術を習得。Photoshop・Illustratorでの画像編集・ロゴ・イラスト作成技術を習得。WordPressでのサイト制作と編集技術を習得。Web業界で活躍するために必要な技術を身につける。

動画編集も学べるWebデザイン科
訓練実施施設
日世スキルアップスクール
橿原市葛本町456-3
訓練目標
Web業界にて即戦力となるよう、サイト制作技術習得を目指す。サイト管理者の意図が反映されたWebデザイン、動画編集、ホームページ作成・更新作業等の作業ができる人材を目指す。

訓練内容(パソコン・ネットワークスクールAUC)

パソコン概論
情報処理概論、ハードウェア・ソフトウェア、周辺装置、OS概論
セキュリティ、情報モラル
セキュリティ対策、電子商取引、関連法規、著作権、情報モラル
コーディネーター技法
Web 制作と顧客ニーズ、ユーザビリティとアクセシビリティ、サイト構築の流れ、色彩の基本、アクセス解析、SEO 対策、Web 広告

実技 Illustrator・Photoshop の基本操作など

Windows
OSの基本操作
通信
インターネット用語、ブラウザの活用、ドメイン、トラブル対策、メールソフトの利用
オフィスソフト
Word(罫線、図形、印刷、段組み、差込印刷)Excel(表の作成、グラフ、関数、データベース機能、ピボットテーブル、マクロ、VBA)PowerPoint(スライドの作成、各種効果の追加、スライドショー実行)
Illustrator
Illustrator・Photoshop の基本操作、レイヤー操作、色調補正、ベジェ曲線
Photoshop
マスク操作、画像加工、ロゴ作成、バナー作成、地図作成、デザイン模写 等
HTML&CSS
Web ページの仕組み、HTML コーディング(HTML5)、CSS コーディング、ホームページ作成ソフト(Dreamweaver)の基本操作、WordPress(ワードプレス)を利用したサイト作成、編集
Web デザイン技術
Web デザイン技法、カンプ作成、スライス、コーディング演習、CSS3 の活用、レスポンシブデザイン、スマホサイトへの転用、自主制作、アップロード、FTP
JavaScript 基礎
JavaScript 基礎(プログラミング方法、変数、条件分岐、反復処理、日付の取得)、API の活用、Web コンテンツとの連携 等

WEBデザイナーの仕事と資格

Webデザインとは、Web上に表示されるページの見た目に関する制作を行うことを指します。Webサイト内のレイアウト変更や使用画像の作成など、幅広く関わることになります。Webメディアやホームページの制作を指すことが多いですが、昨今ではWebサービスや広告用ランディングページのデザインもWebデザインと呼ばれています。

Webデザインの流れ

一般的にWebデザインは、「企画」「デザイン」「コーディング」「公開」の流れで進められます。

企画の段階では「コンセプト」「目的」「想定するユーザー層」「制作期間」などをすり合わせます。この段階で、問題点や改善点を提示する場合もあります。

Webサイトの構成がまとまると、内容を可視化出来るようにデザインをしていきます。デザインでは、まずワイヤーフレームを作り、イメージを“見える化”していきます。ワイヤーフレームとは、Webページのレイアウトを簡単に表したものであり、複数人で完成イメージを共有する目的で作られます。認識の相違を無くし、微修正を行うたたき台としても用いられます。

レイアウトの修正が完了したら、Webサイトの完成図であるデザインカンプを作ります。デザインカンプとはワイヤーフレームに具体的な色や画像の指定を行ったもので、「Photoshop」「Illustrator」で作成されます。デザインカンプでの確認が終わると、HTMLやCSSでのコーディングを行い、公開に向けて進めていきます。これら全ての工程に1人のWebデザイナーが関わるとは限りません。企画や打ち合わせについては、営業が担当することもありますし、ワイヤーフレームやデザインカンプだけをWebデザイナーが作成し、コーディングは専門のコーダーに依頼する場合もあります。

Webデザイナーに必要なスキル(PhotoshopやIllustratorの基本的な操作)

Webデザインの仕事において、写真や画像の加工ができるPhotoshop、イラストの作成ができるIllustratorなど各種デザインツールを使いこなせる必要があります。

Photoshopは写真や画像の加工に用いられ、Illustratorはイラストの作成に用いられるツールです。どちらもWebデザインにおいて、デザインカンプやWebサイト内に使用する画像やバナーの作成などで活躍します。Webデザインツールは他にも多くのツールがありますが、代表的なツールを押さえておくことで応用が利くでしょう。

また、Webデザイナーの業務において、デザインツールを用いる場面はデザインカンプやワイヤーフレームの制作がメインとなるため、必ずしも高いレベルの制作能力が必要とは限りません。Webサイトに掲載する画像やバナーの制作はより専門のデザイナーに依頼することが多く、デザインツールの技術にこだわり過ぎてもWebデザイナーとしてのキャリアに活かせない可能性もあります。

Webデザイナーの仕事に必要なスキルはデザインツールやプログラミングだけではありません。正確なヒアリングを行う顧客折衝能力や、情報入力の快適性やユーザー体験の向上を目的としたUI/UXに関する知識が必要になることもあります。UI(User Interface/ユーザーインタフェース)とはユーザーの情報入力時の快適性、サービスを利用する際の入力や表示方法などを指し、UX(User Experience/ユーザーエクスペリエンス)はユーザー体験に関する考え方、ユーザーがサービスによって得られる興奮や快感のことを指します。

Webデザイナーの資格

資格がなくてもWebデザイナーとして働くことは可能ですが、ここ数年の傾向を見てみると資格のある人のほうが積極的に採用されやすいということがわかっています。資格があるということは、実務経験がなかったとしても、一定の知識と技能を有していることを証明できるためです。

ウェブデザイン技能検定(国家資格)
ウェブデザイン技能検定はWebデザインに関する資格の中で日本の唯一の国家資格で、1級から3級まであります。合格すれば厚生労働省認定のウェブデザイン技能士を名乗ることができます。
ウェブデザイン技能検定の1級と2級の取得には実務経験が必要ですが、3級は実務経験がなくても取得可能なので、これからWebデザインについて学びたいと考えている人におすすめの資格です。

Webクリエイター能力認定試験
Webクリエイター能力検定試験は、株式会社サーティファイが実施している民間試験で、Webサイトの構築に必要なHTML、CSS、Webデザインに関する能力を測定する資格です。
初級から中級の「スタンダード」と上級者を対象とした「エキスパート」の2段階に分かれています。これからWebデザインの勉強をはじめるという方は、まずはスタンダードの取得を目指してみてください。

HTML5プロフェッショナル認定資格
HTMLとはWebサイトを構築するための主要なプログラミング言語です。HTML5は、HTMLの中の5番目のバージョンであり、今後Webの主要な言語になっていくとされています。
HTML5プロフェッショナル認定資格は、これからのWebサイトの制作に欠かせないHTML5とWebサイトの作成に使用するプログラミング言語であるCSSとJavaScriptに関する能力を図るための資格です。
取得者はWebデザインの確かな技術を持っているものとして高く評価されるため、現在Webデザインに関する資格の中で最も人気があります。

アドビ認定エキスパート(ACE)
アドビ認定エキスパートとは、Adobeから発売されているPhotoshopとIllustratorに関する知識と技能を証明できる資格です。試験科目はPhotoshopとIllustratorがそれぞれあります。Webデザインだけではなく、グラフィックデザインに関する仕事をしたいのであれば取得しておくことをおすすめします。
Adobeはグラフィックデザインの世界では欠かせないソフトであり、最新版のソフトの技能を証明されている資格取得者はWebデザインの世界でも高く評価されています。

Photoshop®クリエイター能力認定試験
Photoshop®クリエイター能力認定試験では、グラフィックデザインの世界では世界標準ソフトとなっているPhotoshop®を使って、時間内に画像ファイルの作成や、課題として出された作品を仕上げて表現力やコンテンツ制作能力を測定します。
かなり実践的な内容の試験であるため、取得しておくと一定以上のスキルを保持していることの証明になります。

Illustrator®クリエイター能力認定試験
Illustrator®クリエイター能力認定試験では、お絵かきソフトのIllustrator®を使ってDTPやWebデザインに欠かせないパーツを作成したり、課題として出された作品を時間内に仕上げたりして、表現力やコンテンツ制作能力を測定します。
IllustratorとPhotoshopに関する資格はAdobeの資格でも取得できます。しかし、Webデザインの仕事をする上では両方のソフトを学ばなくても、どちらか一方のソフトが使いこなせれば十分に仕事ができます。

奈良県の職業訓練コース(募集時期と入校時期)

奈良県の職業訓練は、奈良市・桜井市を中心に、大和高田・橿原・生駒・王寺などでも一部開講しています。申し込みは住所地を管轄するハローワーク職業相談窓口ですが、通学ができるのであればどのエリアの訓練コースにも応募可能です。(県外のコースに応募することもできます。)

パソコン事務系(簿記・パソコン・WEBデザイン・プログラミング)・医療事務系・介護事務系・ネイル美容系など民間委託しているコースは、2ヶ月前から募集が始まり、1ヶ月前に選考があります。

公共職業訓練(民間委託訓練)の募集

奈良県の公共職業訓練である民間委託訓練では、2ヶ月ほど前から募集を開始し、選考日は開講月の前月10日前後に各校で実施されます。訓練開始日は概ね月初からのため、募集期間も前月初旬までが多いです。

求職者支援訓練(奈良労働局委託の民間教育機関訓練)の募集

奈良県の求職者支援訓練では、1ヶ月ほど前に募集を開始し、選考日は開講月の初旬に各校で実施され、概ね20日からの訓練開始です。

長期高度人材育成コース(2年間訓練) 保育士養成科などの募集

奈良県の長期高度人材育成コース(2年間訓練)は、4月から2年間のコースのため、毎年2月から3月にかけて募集・選考があります。

介護福祉士養成科・幼稚園教諭、保育士養成科・栄養士養成科・言語聴覚士養成科・美容師養成科の募集があります。

奈良県の職業訓練校(民間委託校と公立職業訓練校)

【施設内職業訓練】奈良県の職業訓練では、県立の職業訓練校が1施設、独立行政法人運営のポリテクセンターが1施設あり、電気設備・金属加工など、ものづくり関係の職業訓練はそれらの施設内訓練で実施されています。

【委託職業訓練】奈良県産業観光雇用振興部雇用政策課が、それぞれの地域で介護、経理事務、IT、WEBデザインなどの訓練を民間教育機関に委託して実施しています。【長期人材育成訓練】2年間の長期高度人材育成訓練では、介護福祉士養成科・保育士養成科の他に、栄養士養成科や美容師養成科・言語聴覚士養成科を実施しています。

【求職者支援訓練】奈良労働局(厚生労働省)では、雇用保険を受給できない方を主な対象とした「求職者支援訓練」(民間教育機関)を介護、医療事務、WEBデザインなどの分野を中心に実施しています。マンション管理士養成科も実施しています。