三重県で職業訓練校(WEBデザインコース・WEBデザイナー養成科)をさがす

三重県では、WEBデザインコース・WEBデザイナー養成科の職業訓練は、ピクセルデザインカレッジ伊勢校(伊勢市一之木1丁目3-1マンヤビル2階)、DXアップ(名張市元町433-8階A室)、まなびとステーション上野(伊賀市平野中川原544-2上野フレックスホテル1F)、メディサポジャパン明和(多気郡明和町有爾中816-1)などで実施しています。

三重県のWEBデザインコース・WEBデザイナー養成科の職業訓練

Webデザイン科
訓練実施施設
ピクセルデザインカレッジ伊勢校
伊勢市一之木1丁目3-1マンヤビル2階
訓練目標
マルチデバイスに対応したWebコンテンツをHTML5を使ってデザイン・作成ができ、情報サービス業事業所やウェブ・コンテンツ提供業事業所においてWebコンテンツのデザイン・制作を担える人材。
訓練概要
ワープロソフト(Word)、表計算ソフト(Excel)の技能を学び、情報発信の主流であるWebサイトのコーディング知識・技能習得及び、Webクリエイター能力認定試験エキスパートの資格取得をめざす。
訓練終了後に取得できる資格
 Webクリエイター能力認定試験エキスパート サーティファイ(任意)、MOSワード2019スペシャリスト マイクロソフト(任意)、MOSエクセル2019スペシャリスト マイクロソフト(任意)

Webデザイナー・Web制作・Webマーケター養成科
訓練実施施設
DXアップ
名張市元町433-8階A室
訓練目標
全ての企業に求められるWeb制作スキルとWebマーケティング思考能力といったWeb制作者に必要な知識・技能を習得し、事業会社のWeb制作業務に従事する。

ビジネスデザイン科
訓練実施施設
まなびとステーション上野
伊賀市平野中川原544-2上野フレックスホテル1F
訓練目標
ITワーカーとして、プログラミングやWEBデザインの知識の習得をめざす。オフィスアプリとデザインアプリを組み合わせて活用できる。中級レベルの資格取得、または合格レベルに達し、就職活動を優位にする。

オフィスも学べる基礎からのグラフィック&Webデザイナー養成科
訓練実施施設
メディサポジャパン明和
多気郡明和町有爾中816-1
訓練目標
文書作成、表計算などの事務処理を効率的に行うためのOfficeソフトの基本操作を身につけるとともに、Illustrator・Photoshopを用いたイラスト制作・画像データ加工などの技術を活用したチラシ・名刺などのグラフィックデザインの基本作業や、WEBサイト・広告バナー等の企画および制作編集の基本作業ができる。

訓練内容(ピクセルデザインカレッジ伊勢校)

PCの基本知識
パソコンの構造や構成部品の役割とよく使用されるOSやアプリケーションソフト
ビジネス文書知識
ビジネス文書の種類、構造、作成の留意点
ビジネス帳票知識
ビジネス帳票の主な種類、作成の留意点
プレゼン資料知識
プレゼンテーション資料の構成、効果的な演出方法
Webサイト更新知識
インターネットの仕組み、SEO基本知識、ネットマーケティング

実技 Web素材作成実習など

文書作成基礎実習
文書の書式設定、表の作成、文字の書式設定、段落の書式設定、その他の書式設定、印刷形式の設定、ファイル操作・管理、オブジェクトの活用、文書の校正
文書作成応用実習
ビジネス文書・資料の作成(プロジェクト発足通知、会議開催通知、会議スケジュール、ポスター、会議資料)
表計算作成基礎実習
ワークシートへの入力、ワークシートの設定、ワークシートの編集、ページレイアウトの設定、ブック管理、リストデータ操作、グラフ作成
表計算作成応用実習
文書・帳票類の作成(集計表、分析表、比較表、データ管理表、会議資料)
プレゼン作成実習
基本操作、スライド(追加・設定)、図形の作成・挿入、スライドショーの設定・実行、
アニメーションの設定、プレゼン資料作成
Web素材作成実習
文字・画像等の変更・作成、画像編集ソフトの設定、レイヤー概念、様々な選択範囲、色調補正、写真の補正・加工、写真の合成、保存・出力パスの描画と調整、ペイント、描画、レイアウト、オブジェクトの編集・変形、塗の応用
HTML実習
HTMLの基本タグ、ページ作成リンクのパス、画像、テーブル、動画の埋め込み、フォームの設置
CSS実習
CSSの記述、色の指定、テキスト、ボックスレイアウト、デザインレイアウト作成
Webサイト更新実習
Webページの情報更新、簡易なWebページ制作

WEBデザイナーの仕事と資格

Webデザインとは、Web上に表示されるページの見た目に関する制作を行うことを指します。Webサイト内のレイアウト変更や使用画像の作成など、幅広く関わることになります。Webメディアやホームページの制作を指すことが多いですが、昨今ではWebサービスや広告用ランディングページのデザインもWebデザインと呼ばれています。

Webデザインの流れ

一般的にWebデザインは、「企画」「デザイン」「コーディング」「公開」の流れで進められます。

企画の段階では「コンセプト」「目的」「想定するユーザー層」「制作期間」などをすり合わせます。この段階で、問題点や改善点を提示する場合もあります。

Webサイトの構成がまとまると、内容を可視化出来るようにデザインをしていきます。デザインでは、まずワイヤーフレームを作り、イメージを“見える化”していきます。ワイヤーフレームとは、Webページのレイアウトを簡単に表したものであり、複数人で完成イメージを共有する目的で作られます。認識の相違を無くし、微修正を行うたたき台としても用いられます。

レイアウトの修正が完了したら、Webサイトの完成図であるデザインカンプを作ります。デザインカンプとはワイヤーフレームに具体的な色や画像の指定を行ったもので、「Photoshop」「Illustrator」で作成されます。デザインカンプでの確認が終わると、HTMLやCSSでのコーディングを行い、公開に向けて進めていきます。これら全ての工程に1人のWebデザイナーが関わるとは限りません。企画や打ち合わせについては、営業が担当することもありますし、ワイヤーフレームやデザインカンプだけをWebデザイナーが作成し、コーディングは専門のコーダーに依頼する場合もあります。

Webデザイナーに必要なスキル(PhotoshopやIllustratorの基本的な操作)

Webデザインの仕事において、写真や画像の加工ができるPhotoshop、イラストの作成ができるIllustratorなど各種デザインツールを使いこなせる必要があります。

Photoshopは写真や画像の加工に用いられ、Illustratorはイラストの作成に用いられるツールです。どちらもWebデザインにおいて、デザインカンプやWebサイト内に使用する画像やバナーの作成などで活躍します。Webデザインツールは他にも多くのツールがありますが、代表的なツールを押さえておくことで応用が利くでしょう。

また、Webデザイナーの業務において、デザインツールを用いる場面はデザインカンプやワイヤーフレームの制作がメインとなるため、必ずしも高いレベルの制作能力が必要とは限りません。Webサイトに掲載する画像やバナーの制作はより専門のデザイナーに依頼することが多く、デザインツールの技術にこだわり過ぎてもWebデザイナーとしてのキャリアに活かせない可能性もあります。

Webデザイナーの仕事に必要なスキルはデザインツールやプログラミングだけではありません。正確なヒアリングを行う顧客折衝能力や、情報入力の快適性やユーザー体験の向上を目的としたUI/UXに関する知識が必要になることもあります。UI(User Interface/ユーザーインタフェース)とはユーザーの情報入力時の快適性、サービスを利用する際の入力や表示方法などを指し、UX(User Experience/ユーザーエクスペリエンス)はユーザー体験に関する考え方、ユーザーがサービスによって得られる興奮や快感のことを指します。

Webデザイナーの資格

資格がなくてもWebデザイナーとして働くことは可能ですが、ここ数年の傾向を見てみると資格のある人のほうが積極的に採用されやすいということがわかっています。資格があるということは、実務経験がなかったとしても、一定の知識と技能を有していることを証明できるためです。

ウェブデザイン技能検定(国家資格)
ウェブデザイン技能検定はWebデザインに関する資格の中で日本の唯一の国家資格で、1級から3級まであります。合格すれば厚生労働省認定のウェブデザイン技能士を名乗ることができます。
ウェブデザイン技能検定の1級と2級の取得には実務経験が必要ですが、3級は実務経験がなくても取得可能なので、これからWebデザインについて学びたいと考えている人におすすめの資格です。

Webクリエイター能力認定試験
Webクリエイター能力検定試験は、株式会社サーティファイが実施している民間試験で、Webサイトの構築に必要なHTML、CSS、Webデザインに関する能力を測定する資格です。
初級から中級の「スタンダード」と上級者を対象とした「エキスパート」の2段階に分かれています。これからWebデザインの勉強をはじめるという方は、まずはスタンダードの取得を目指してみてください。

HTML5プロフェッショナル認定資格
HTMLとはWebサイトを構築するための主要なプログラミング言語です。HTML5は、HTMLの中の5番目のバージョンであり、今後Webの主要な言語になっていくとされています。
HTML5プロフェッショナル認定資格は、これからのWebサイトの制作に欠かせないHTML5とWebサイトの作成に使用するプログラミング言語であるCSSとJavaScriptに関する能力を図るための資格です。
取得者はWebデザインの確かな技術を持っているものとして高く評価されるため、現在Webデザインに関する資格の中で最も人気があります。

アドビ認定エキスパート(ACE)
アドビ認定エキスパートとは、Adobeから発売されているPhotoshopとIllustratorに関する知識と技能を証明できる資格です。試験科目はPhotoshopとIllustratorがそれぞれあります。Webデザインだけではなく、グラフィックデザインに関する仕事をしたいのであれば取得しておくことをおすすめします。
Adobeはグラフィックデザインの世界では欠かせないソフトであり、最新版のソフトの技能を証明されている資格取得者はWebデザインの世界でも高く評価されています。

Photoshop®クリエイター能力認定試験
Photoshop®クリエイター能力認定試験では、グラフィックデザインの世界では世界標準ソフトとなっているPhotoshop®を使って、時間内に画像ファイルの作成や、課題として出された作品を仕上げて表現力やコンテンツ制作能力を測定します。
かなり実践的な内容の試験であるため、取得しておくと一定以上のスキルを保持していることの証明になります。

Illustrator®クリエイター能力認定試験
Illustrator®クリエイター能力認定試験では、お絵かきソフトのIllustrator®を使ってDTPやWebデザインに欠かせないパーツを作成したり、課題として出された作品を時間内に仕上げたりして、表現力やコンテンツ制作能力を測定します。
IllustratorとPhotoshopに関する資格はAdobeの資格でも取得できます。しかし、Webデザインの仕事をする上では両方のソフトを学ばなくても、どちらか一方のソフトが使いこなせれば十分に仕事ができます。

三重県の職業訓練コース(募集時期と入校時期)

三重県の職業訓練は、四日市市・津市・伊勢市を中心に、鈴鹿・松阪・名張・熊野などでも一部開講しています。申し込みは住所地を管轄するハローワーク職業相談窓口ですが、通学ができるのであればどのエリアの訓練コースにも応募可能です。(県外のコースに応募することもできます。)

パソコン事務系(簿記・パソコン・WEBデザイン・プログラミング)・医療事務系・介護事務系・ネイル美容系など民間委託しているコースは、2ヶ月前から募集が始まり、1ヶ月前に選考があります。

公共職業訓練(民間委託訓練)の募集

三重県の公共職業訓練である民間委託訓練では、1〜2ヶ月ほど前から募集を開始し、公共職業訓練(民間委託訓練)も能力開発説明会への参加は必須で、各コース毎に募集期間中に2回説明会予定があります。

求職者支援訓練(三重労働局委託の民間教育機関訓練)の募集

三重県の求職者支援訓練では、2ヶ月ほど前から募集を開始し、募集締め切り後1週間程度で選考があります。訓練校ごとに開講日がさまざまなので、募集期間も各校で違います。

長期高度人材育成コース(2年間訓練) 保育士養成科などの募集

三重県の長期高度人材育成コース(2年間訓練)は、4月から2年間のコースのため、毎年2月から3月にかけて募集・選考があります。

介護福祉士養成科・保育士養成科・栄養士養成科・製菓衛生師養成科の募集があります。

三重県の職業訓練校(民間委託校と公立職業訓練校)

【施設内職業訓練】三重県・津の職業訓練では、県立の職業訓練校が1施設、独立行政法人運営のポリテクセンターが2施設あり、電気設備・金属加工など、ものづくり関係の職業訓練はそれらの施設内訓練で実施されています。

【委託職業訓練】三重県立津高等技術学校が、介護、経理事務、IT、WEBデザインなどの訓練を民間教育機関に委託して実施しています。【長期人材育成訓練】2年間の長期高度人材育成訓練では、介護福祉士養成科・保育士養成科・栄養士養成科を実施しています。

【求職者支援訓練】三重労働局(厚生労働省)では、雇用保険を受給できない方を主な対象とした「求職者支援訓練」(民間教育機関)を介護、医療事務、WEBデザインなどの分野を中心に実施しています。