神奈川県でWEBデザインコース・WEBデザイナー養成科の職業訓練をさがす

神奈川県では、WEBデザインコース・WEBデザイナー養成科の職業訓練は、キャリアスクール・ソフトキャンパス横浜校(横浜市西区北幸1-5-10JPR横浜ビル6F)、インタープランITスクール横浜校(横浜市港北区新横浜3-19-11加瀬ビル88 3階)、パソコンスクールアビバ横浜校(横横浜市西区北幸1丁目2-13横浜西共同ビル6F)、ノムラキャリアセンター平塚校Tマリン教室(平塚市紅谷町14ー21Tマリン湘南5階)などで実施しています。

神奈川県のWEBデザインコース・WEBデザイナー養成科の職業訓練

Webクリエイター養成科
訓練実施施設
キャリアスクール・ソフトキャンパス横浜校
横浜市西区北幸1-5-10JPR横浜ビル6F
訓練目標
Webデザイナー、コーダーとしてのデザイン会社、制作会社への就職だけでなく、一般企業でのホームページ修正業務を意識し、Webサイト制作全般に必要とされる実践的な知識と技術を習得した人材の育成。
訓練内容
マーケティングのスキルやライティングスキルなどネット事業に関する企業で必要な知識全般を網羅した内容。
訓練終了後に取得できる資格
 Visual Design using Adobe Photoshop 2022、ネットマーケティング検定(全て任意)

Webサイト制作科
訓練実施施設
横浜スポーツ&医療ウェルネス専門学校
横浜市港北区新横浜2-4-10
訓練目標
Webサイトの基本であるHTML5・CSS3と動的ページで用いられるJavaScript技術を習得し、Web関連業務で即戦力となる人材を目指します。

WEB制作・Office事務科
訓練実施施設
インタープランITスクール横浜校
横浜市港北区新横浜3-19-11加瀬ビル88 3階
訓練目標
従来のWeb制作で必須のHTML/CSS・JavaScriptコーディングを踏まえ、最新のノーコードツールやCMS管理(WordPress)技術を習得し、Webデザイン・マーケティング業務に従事する。

Webデザイナー養成科
訓練実施施設
まなクル井土ヶ谷
横浜市南区井土ヶ谷下町216番地エクセルサンプラザ2階
訓練目標
ウェブ・コンテンツ提供業事業所においてWebの企画・デザイン・制作の基本作業ができる。

基礎から実践まで幅広くWebデザイン養成科
訓練実施施設
パソコンスクールアビバ横浜校
横横浜市西区北幸1丁目2-13横浜西共同ビル6F
訓練目標
Webデザイナーとして必要なIllustrator、Photoshop、Webサイト制作・運用の基本作業ができるようになる。

じっくり習得WEBデザイン基礎科
訓練実施施設
ノムラキャリアセンター平塚校
平塚市紅谷町11-14林ビル4階
ノムラキャリアセンター平塚校(Tマリンビル)
平塚市紅谷町14ー21Tマリン湘南5階
訓練目標
Webデザインの基本から事務用ソフトウェアを用いた基本的なビジネス文書等の作成までを習得し、関連職種への早期就職を目指します。

訓練内容(キャリアスクール・ソフトキャンパス横浜校)

Webページ作成概論
Webサイト基礎知識、構文記述方法、タグの種類と入力方法(使用ソフト:Visual Studio Code)
SEO概論
SEM(検索エンジン・マーケティング)及びSEO(検索エンジン最適化)の仕組みへの理解とマーケティング手法
Webライティング概論
ライティング基礎知識、ターゲット(ペルソナ)選定、検索エンジン評価の仕組み、キーワード調査

Webページ作成演習
Webサイト制作基礎、HTML基礎演習、構文記述方法、タグの種類と使用方法、リンク・テーブル・フォーム、Webサイトの作成、CSS基礎演習、複数Webページの運用、プロパティ基礎演習、Webページ模写(使用ソフト:Visual Studio Code)
写真・画像制作演習
写真の編集、アイコン作成、写真・画像ソフトの機能習得(使用ソフト:Photoshop)、レタッチ、バナー模写
バナー作成実践演習
Webページデザイン、ページ作成、ページデザイン構築基礎、ページデザイン構築実践(使用ソフト:Visual Studio Code)、バナー作成(使用ソフト:Photoshop)、ワイヤーフレーム作成(使用ソフト:Photoshop)、サイト作成(使用ソフト:WordPress)
Webライティング実践演習
Webライティングの手法、キーワードの選び方、HTMLコードへの反映、効果測定と記事修正、CMS(WordPress)への投稿
コンテンツ計画実践演習
ターゲットの検討、コンテンツ企画構築、コンテンツ内容の説明資料作成、プレゼン練習、マーケティングリサーチ

WEBデザイナーの仕事と資格

Webデザインとは、Web上に表示されるページの見た目に関する制作を行うことを指します。Webサイト内のレイアウト変更や使用画像の作成など、幅広く関わることになります。Webメディアやホームページの制作を指すことが多いですが、昨今ではWebサービスや広告用ランディングページのデザインもWebデザインと呼ばれています。

Webデザインの流れ

一般的にWebデザインは、「企画」「デザイン」「コーディング」「公開」の流れで進められます。

企画の段階では「コンセプト」「目的」「想定するユーザー層」「制作期間」などをすり合わせます。この段階で、問題点や改善点を提示する場合もあります。

Webサイトの構成がまとまると、内容を可視化出来るようにデザインをしていきます。デザインでは、まずワイヤーフレームを作り、イメージを“見える化”していきます。ワイヤーフレームとは、Webページのレイアウトを簡単に表したものであり、複数人で完成イメージを共有する目的で作られます。認識の相違を無くし、微修正を行うたたき台としても用いられます。

レイアウトの修正が完了したら、Webサイトの完成図であるデザインカンプを作ります。デザインカンプとはワイヤーフレームに具体的な色や画像の指定を行ったもので、「Photoshop」「Illustrator」で作成されます。デザインカンプでの確認が終わると、HTMLやCSSでのコーディングを行い、公開に向けて進めていきます。これら全ての工程に1人のWebデザイナーが関わるとは限りません。企画や打ち合わせについては、営業が担当することもありますし、ワイヤーフレームやデザインカンプだけをWebデザイナーが作成し、コーディングは専門のコーダーに依頼する場合もあります。

Webデザイナーに必要なスキル(PhotoshopやIllustratorの基本的な操作)

Webデザインの仕事において、写真や画像の加工ができるPhotoshop、イラストの作成ができるIllustratorなど各種デザインツールを使いこなせる必要があります。

Photoshopは写真や画像の加工に用いられ、Illustratorはイラストの作成に用いられるツールです。どちらもWebデザインにおいて、デザインカンプやWebサイト内に使用する画像やバナーの作成などで活躍します。Webデザインツールは他にも多くのツールがありますが、代表的なツールを押さえておくことで応用が利くでしょう。

また、Webデザイナーの業務において、デザインツールを用いる場面はデザインカンプやワイヤーフレームの制作がメインとなるため、必ずしも高いレベルの制作能力が必要とは限りません。Webサイトに掲載する画像やバナーの制作はより専門のデザイナーに依頼することが多く、デザインツールの技術にこだわり過ぎてもWebデザイナーとしてのキャリアに活かせない可能性もあります。

Webデザイナーの仕事に必要なスキルはデザインツールやプログラミングだけではありません。正確なヒアリングを行う顧客折衝能力や、情報入力の快適性やユーザー体験の向上を目的としたUI/UXに関する知識が必要になることもあります。UI(User Interface/ユーザーインタフェース)とはユーザーの情報入力時の快適性、サービスを利用する際の入力や表示方法などを指し、UX(User Experience/ユーザーエクスペリエンス)はユーザー体験に関する考え方、ユーザーがサービスによって得られる興奮や快感のことを指します。

Webデザイナーの資格

資格がなくてもWebデザイナーとして働くことは可能ですが、ここ数年の傾向を見てみると資格のある人のほうが積極的に採用されやすいということがわかっています。資格があるということは、実務経験がなかったとしても、一定の知識と技能を有していることを証明できるためです。

ウェブデザイン技能検定(国家資格)
ウェブデザイン技能検定はWebデザインに関する資格の中で日本の唯一の国家資格で、1級から3級まであります。合格すれば厚生労働省認定のウェブデザイン技能士を名乗ることができます。
ウェブデザイン技能検定の1級と2級の取得には実務経験が必要ですが、3級は実務経験がなくても取得可能なので、これからWebデザインについて学びたいと考えている人におすすめの資格です。

Webクリエイター能力認定試験
Webクリエイター能力検定試験は、株式会社サーティファイが実施している民間試験で、Webサイトの構築に必要なHTML、CSS、Webデザインに関する能力を測定する資格です。
初級から中級の「スタンダード」と上級者を対象とした「エキスパート」の2段階に分かれています。これからWebデザインの勉強をはじめるという方は、まずはスタンダードの取得を目指してみてください。

HTML5プロフェッショナル認定資格
HTMLとはWebサイトを構築するための主要なプログラミング言語です。HTML5は、HTMLの中の5番目のバージョンであり、今後Webの主要な言語になっていくとされています。
HTML5プロフェッショナル認定資格は、これからのWebサイトの制作に欠かせないHTML5とWebサイトの作成に使用するプログラミング言語であるCSSとJavaScriptに関する能力を図るための資格です。
取得者はWebデザインの確かな技術を持っているものとして高く評価されるため、現在Webデザインに関する資格の中で最も人気があります。

アドビ認定エキスパート(ACE)
アドビ認定エキスパートとは、Adobeから発売されているPhotoshopとIllustratorに関する知識と技能を証明できる資格です。試験科目はPhotoshopとIllustratorがそれぞれあります。Webデザインだけではなく、グラフィックデザインに関する仕事をしたいのであれば取得しておくことをおすすめします。
Adobeはグラフィックデザインの世界では欠かせないソフトであり、最新版のソフトの技能を証明されている資格取得者はWebデザインの世界でも高く評価されています。

Photoshop®クリエイター能力認定試験
Photoshop®クリエイター能力認定試験では、グラフィックデザインの世界では世界標準ソフトとなっているPhotoshop®を使って、時間内に画像ファイルの作成や、課題として出された作品を仕上げて表現力やコンテンツ制作能力を測定します。
かなり実践的な内容の試験であるため、取得しておくと一定以上のスキルを保持していることの証明になります。

Illustrator®クリエイター能力認定試験
Illustrator®クリエイター能力認定試験では、お絵かきソフトのIllustrator®を使ってDTPやWebデザインに欠かせないパーツを作成したり、課題として出された作品を時間内に仕上げたりして、表現力やコンテンツ制作能力を測定します。
IllustratorとPhotoshopに関する資格はAdobeの資格でも取得できます。しかし、Webデザインの仕事をする上では両方のソフトを学ばなくても、どちらか一方のソフトが使いこなせれば十分に仕事ができます。

神奈川県の職業訓練コース(募集時期と入校時期)

神奈川県の職業訓練は、横浜市を中心に、厚木・平塚・小田原などでも一部開講しています。申し込みは住所地を管轄するハローワーク職業相談窓口ですが、通学ができるのであればどのエリアの訓練コースにも応募可能です。(県外のコースに応募することもできます。)

パソコン事務系(簿記・パソコン・WEBデザイン・プログラミング)・医療事務系・介護事務系・ネイル美容系など民間委託しているコースは、2ヶ月前から募集が始まり、1ヶ月前に選考があります。

公共職業訓練(民間委託訓練「即戦力」)の募集

神奈川県の公共職業訓練である民間委託訓練「即戦力」では、7月生(5月前半募集)、9月生(7月前半募集)、11月生(9月前半募集)、1月生(11月前半募集)があります。申込み期間中に、各校の見学会もありますので、見学会にも参加しましょう。選考は募集月の下旬にあります。

求職者支援訓練(神奈川労働局委託の民間教育機関訓練)の募集

神奈川県の求職者支援訓練では、訓練開始日が毎月20日前後になっています。2ヶ月ほど前から募集を開始し、申込み期間終了10日ほどで選考があります。申込み期間中に、各校の見学会もありますので、見学会にも参加しましょう。

長期高度人材育成コース(2年間訓練) 保育士養成科などの募集

神奈川県の長期高度人材育成コース(2年間訓練)は、4月から2年間のコースのため、毎年12月から3月にかけて募集・選考があります。

介護福祉士、保育士、美容師、調理師、デジタル、商業実務等の募集があります。

神奈川県の職業訓練校(民間委託校と公立職業訓練校)

【施設内職業訓練】神奈川県・横浜の職業訓練では、県立の職業訓練校が2施設、独立行政法人運営のポリテクセンターが1施設あり、電気設備・金属加工・自動車整備など、ものづくり関係の職業訓練はそれらの施設内訓練で実施されています。また、横浜市立の職業訓練校もあり、こちらでは介護・医療事務・WEBデザイン・プログラミングなどの時代の変化や社会情勢のニーズに対応した職業訓練を実施しています。

【委託職業訓練】また、神奈川県東部総合職業技術校二俣川支所では、介護、経理事務、IT、WEBデザインなどの訓練を民間教育機関に委託して実施しています。【長期人材育成訓練】介護士・保育士養成が多い2年間の長期高度人材育成訓練では、ホテルブライダル観光学科や国際ビジネス学科(貿易・航空ビジネスコース)などサービス・商業分野も充実しています。

【求職者支援訓練】参考までに、神奈川労働局(厚生労働省)では、雇用保険を受給できない方を主な対象とした「求職者支援訓練」(民間教育機関)を開講しています。ただ、自治体規模の割には神奈川の「求職者支援訓練」は少なめです。