兵庫県では、WEBデザインコース・WEBデザイナー養成科の職業訓練は、創造社リカレントスクール三宮校(神戸市中央区京町67番地KANJUビル5階)、DXアップ兵庫校(明石市松の内2丁目3-11プレアール西明石302号室)、職業訓練のアップ加古川校(加古川市加古川町寺家町47-1ファーミンインテリジェントビル5階)、D-Management(尼崎市昭和南通4-27-1)、情報技術学院神戸校(神戸市中央区筒井町1丁目3-17)などで実施しています。
兵庫県のWEBデザインコース・WEBデザイナー養成科の職業訓練
Webクリエーターコース
これから始めるWeb動画&ホームページデザイン科
初歩から始めるグラフィック・Webデザイナーコース
訓練実施施設
創造社リカレントスクール三宮校
神戸市中央区京町67番地KANJUビル5階
訓練目標
制作現場で必要な一連のプロセス(コンテンツ企画、提案、制作、保守、運用)を習得した上で、クライアントの要望を満たし、ユーザー側からも見やすく使いやすいホームページが作成できる実践的なスキルを習得する。
訓練概要
学科:Web総合基礎、インターネットビジネス概論
実技:コンピュータ基本操作、コンテンツ制作実習、フォトレタッチ技法実習、コーディングとページデザイン実習、レスポンシブ対応、ポートフォリオ制作実習、Web会議システム基本操作等
訓練終了後に取得できる資格
任意受験により取得可能な資格Illustratorクリエイター能力認定試験・Photoshopクリエイター能力認定試験・Webクリエイター能力認定試験
Webデザイナー・Web制作・Webマーケター養成科
訓練実施施設
DXアップ兵庫校
明石市松の内2丁目3-11プレアール西明石302号室
訓練目標
全ての企業に求められるWeb制作スキルとWebマーケティング思考能力といったWeb制作者に必要な知識・技能を習得し、事業会社のWeb制作業務に従事する。
Webクリエイタ―養成科
訓練実施施設
職業訓練のアップ加古川校
加古川市加古川町寺家町47-1ファーミンインテリジェントビル5階
訓練目標
Webサイト構築におけるクライアントの目的を具現化するために確実なマーケティングができ、クライアントの要求を満たすサイトをデザインすることができる。それらを作成・提供・保守することができる。SEOの知識を有し、それらを効果的にサイトに盛り込むことができる。
はじめてのPhotoshop・Illustrator&Web制作実践コース
訓練実施施設
D-Management
尼崎市昭和南通4-27-1
訓練目標
様々な業界で広まっているホームページの制作スキルや、それに関わる素材制作のスキルを身に付け、多様な制作物でユーザーに効果的に伝わる表現ができる人材の養成。
WEBデザインコース
訓練実施施設
情報技術学院 神戸校
神戸市中央区筒井町1丁目3-17
訓練目標
WEBサイト制作の要であるHTML・CSS・ILLUSTRATOR・PHOTOSHOPの技能・知識を習得する。さらにスマートフォン対応・WORDPRESSを習得することで、モダンサイト制作を可能にする。GOOGLEアナリティクスを使用したサイト解析の知識を習得し、サイトの課題発見・改善、効果検証に活用する。
初歩から学べるWebデザイナー・グラフィックデザイナー養成科
訓練実施施設
Muse 三宮駅前校
神戸市中央区琴ノ緒町4丁目3-3GH三宮駅前ビル6階
訓練目標
ウェブ・コンテンツ提供業事業所においてWebの企画・デザイン・制作の基本作業ができる。
Webクリエイターコース
訓練実施施設
オープンカレッジ芦屋校
芦屋市公光町10-14フラッテロ芦屋ビル4階
訓練目標
Web標準を理解し、HTML5、CSSを用いてWebサイトの制作・編集ができる。 簡単なjQueryをカスタマイズし、スライドショーなどの動的コンテンツを組み込むことができる。 Webコンテンツ提供事業所において、Webの企画・デザイン制作の基本作業ができる。 基本的なデザイン能力を有し、lllustratorや、Photoshopで画像コンテンツやバナー制作ができる。
Webデザインコース
訓練実施施設
ビジネススクールエンプロス
姫路市平野町18
訓練目標
HTML/CSSの知識を身につける 描画イラスト作成ソフトillustrator・画像編集ソフトPhotoshop・インターフェイス作成ソフトFigmaの操作を身につける スマートフォン・PCなどメディア特性に合わせたホームページ制作の技術を身につける。
訓練内容(創造社リカレントスクール三宮校)
Web 総合基礎
Webの各種サーバー、ネットワーク、著作権等の知識 、Webの現状と今後、ビジネス戦略ツールとしての役割、Web 制作に必要な要素、企画書作成の基本、制作スケジュールの立て方、メディア研究、仕事で役に立つWeb基本知識の習得
インターネットビジネス概論
ビジネス戦略ツールとしてのWebの役割理解、ビジネス視点でWebサイト構築ができる知識、企業ニーズを踏まえWeb の企画提案ができる素地をつくる
コンピュータ基本操作
起動・終了操作、メニューバー使用、ネットワーク(LAN)の使用、データ保存形式、メディアの活用、正確な操作のベースをつくる
Illustrator によるコンテンツ制作実習(Illustrator操作習得)
文字の扱い…タイトル、文字組み、修飾文字等、実習課題…アイコン、タイトルバック、地図、各ツール操作…ペンツール、クリッピングパス、スライス機能と画像の書き出し、保存形式、パスファインダ等、Webで使用するIllustratorの正確なオペレーションの習得
Photoshop によるフォトレタッチ技法実習(Photoshop操作習得)
フォトレタッチ…トリミング、色調補正、キズ消し等、切り抜きと合成…商品の切り抜きやイメージ画像制作、Web で使用する画像制作スキルの習得
HTML によるコーディングと ページデザイン実習 (HTML言語とDreamweaver 操作習得)
HTML でのコーディング技術、Dreamweaver の操作、HTML と Dreamweaver を学ぶ事で、職場での
力を広げる。 また、この科目内でCSSについても学び、見やすく伝わりやすいホームページのレイアウト構成力を習得
レスポンシブ対応(スマートフォン、タブレット対応)
スマートフォンやタブレットなどによるスタイルの変更技術、Media Queries を使用したデバイスに対応した CSS 制作方法、モバイルファーストを意識した制作方法
Java-script と JQuery 基礎
Java-scriptの基礎知識、JQueryの基本活用、汎用性のある Java-script を使用した Webの制作力習得
実制作
課題・テーマを外部企業からの依頼に基づき、ホームページリニューアルを前提に制作実習に取り組む、制作技術の定着に加え、企画力・制作力・提案力の向上
ポートフォリオ制作実習
この訓練を通じて制作してきた課題などを自身の売り込み用としてのポートフォリオ製作
WEBデザイナーの仕事と資格
Webデザインとは、Web上に表示されるページの見た目に関する制作を行うことを指します。Webサイト内のレイアウト変更や使用画像の作成など、幅広く関わることになります。Webメディアやホームページの制作を指すことが多いですが、昨今ではWebサービスや広告用ランディングページのデザインもWebデザインと呼ばれています。
Webデザインの流れ
一般的にWebデザインは、「企画」「デザイン」「コーディング」「公開」の流れで進められます。
企画の段階では「コンセプト」「目的」「想定するユーザー層」「制作期間」などをすり合わせます。この段階で、問題点や改善点を提示する場合もあります。
Webサイトの構成がまとまると、内容を可視化出来るようにデザインをしていきます。デザインでは、まずワイヤーフレームを作り、イメージを“見える化”していきます。ワイヤーフレームとは、Webページのレイアウトを簡単に表したものであり、複数人で完成イメージを共有する目的で作られます。認識の相違を無くし、微修正を行うたたき台としても用いられます。
レイアウトの修正が完了したら、Webサイトの完成図であるデザインカンプを作ります。デザインカンプとはワイヤーフレームに具体的な色や画像の指定を行ったもので、「Photoshop」「Illustrator」で作成されます。デザインカンプでの確認が終わると、HTMLやCSSでのコーディングを行い、公開に向けて進めていきます。これら全ての工程に1人のWebデザイナーが関わるとは限りません。企画や打ち合わせについては、営業が担当することもありますし、ワイヤーフレームやデザインカンプだけをWebデザイナーが作成し、コーディングは専門のコーダーに依頼する場合もあります。
Webデザイナーに必要なスキル(PhotoshopやIllustratorの基本的な操作)
Webデザインの仕事において、写真や画像の加工ができるPhotoshop、イラストの作成ができるIllustratorなど各種デザインツールを使いこなせる必要があります。
Photoshopは写真や画像の加工に用いられ、Illustratorはイラストの作成に用いられるツールです。どちらもWebデザインにおいて、デザインカンプやWebサイト内に使用する画像やバナーの作成などで活躍します。Webデザインツールは他にも多くのツールがありますが、代表的なツールを押さえておくことで応用が利くでしょう。
また、Webデザイナーの業務において、デザインツールを用いる場面はデザインカンプやワイヤーフレームの制作がメインとなるため、必ずしも高いレベルの制作能力が必要とは限りません。Webサイトに掲載する画像やバナーの制作はより専門のデザイナーに依頼することが多く、デザインツールの技術にこだわり過ぎてもWebデザイナーとしてのキャリアに活かせない可能性もあります。
Webデザイナーの仕事に必要なスキルはデザインツールやプログラミングだけではありません。正確なヒアリングを行う顧客折衝能力や、情報入力の快適性やユーザー体験の向上を目的としたUI/UXに関する知識が必要になることもあります。UI(User Interface/ユーザーインタフェース)とはユーザーの情報入力時の快適性、サービスを利用する際の入力や表示方法などを指し、UX(User Experience/ユーザーエクスペリエンス)はユーザー体験に関する考え方、ユーザーがサービスによって得られる興奮や快感のことを指します。
Webデザイナーの資格
資格がなくてもWebデザイナーとして働くことは可能ですが、ここ数年の傾向を見てみると資格のある人のほうが積極的に採用されやすいということがわかっています。資格があるということは、実務経験がなかったとしても、一定の知識と技能を有していることを証明できるためです。
ウェブデザイン技能検定(国家資格)
ウェブデザイン技能検定はWebデザインに関する資格の中で日本の唯一の国家資格で、1級から3級まであります。合格すれば厚生労働省認定のウェブデザイン技能士を名乗ることができます。
ウェブデザイン技能検定の1級と2級の取得には実務経験が必要ですが、3級は実務経験がなくても取得可能なので、これからWebデザインについて学びたいと考えている人におすすめの資格です。
Webクリエイター能力認定試験
Webクリエイター能力検定試験は、株式会社サーティファイが実施している民間試験で、Webサイトの構築に必要なHTML、CSS、Webデザインに関する能力を測定する資格です。
初級から中級の「スタンダード」と上級者を対象とした「エキスパート」の2段階に分かれています。これからWebデザインの勉強をはじめるという方は、まずはスタンダードの取得を目指してみてください。
HTML5プロフェッショナル認定資格
HTMLとはWebサイトを構築するための主要なプログラミング言語です。HTML5は、HTMLの中の5番目のバージョンであり、今後Webの主要な言語になっていくとされています。
HTML5プロフェッショナル認定資格は、これからのWebサイトの制作に欠かせないHTML5とWebサイトの作成に使用するプログラミング言語であるCSSとJavaScriptに関する能力を図るための資格です。
取得者はWebデザインの確かな技術を持っているものとして高く評価されるため、現在Webデザインに関する資格の中で最も人気があります。
アドビ認定エキスパート(ACE)
アドビ認定エキスパートとは、Adobeから発売されているPhotoshopとIllustratorに関する知識と技能を証明できる資格です。試験科目はPhotoshopとIllustratorがそれぞれあります。Webデザインだけではなく、グラフィックデザインに関する仕事をしたいのであれば取得しておくことをおすすめします。
Adobeはグラフィックデザインの世界では欠かせないソフトであり、最新版のソフトの技能を証明されている資格取得者はWebデザインの世界でも高く評価されています。
Photoshop®クリエイター能力認定試験
Photoshop®クリエイター能力認定試験では、グラフィックデザインの世界では世界標準ソフトとなっているPhotoshop®を使って、時間内に画像ファイルの作成や、課題として出された作品を仕上げて表現力やコンテンツ制作能力を測定します。
かなり実践的な内容の試験であるため、取得しておくと一定以上のスキルを保持していることの証明になります。
Illustrator®クリエイター能力認定試験
Illustrator®クリエイター能力認定試験では、お絵かきソフトのIllustrator®を使ってDTPやWebデザインに欠かせないパーツを作成したり、課題として出された作品を時間内に仕上げたりして、表現力やコンテンツ制作能力を測定します。
IllustratorとPhotoshopに関する資格はAdobeの資格でも取得できます。しかし、Webデザインの仕事をする上では両方のソフトを学ばなくても、どちらか一方のソフトが使いこなせれば十分に仕事ができます。
兵庫県の職業訓練コース(募集時期と入校時期)
兵庫県の職業訓練は、神戸市・姫路市を中心に、尼崎・明石・加古川などでも一部開講しています。申し込みは住所地を管轄するハローワーク職業相談窓口ですが、通学ができるのであればどのエリアの訓練コースにも応募可能です。(県外のコースに応募することもできます。)
パソコン事務系(簿記・パソコン・WEBデザイン・プログラミング)・医療事務系・介護事務系・ネイル美容系など民間委託しているコースは、2ヶ月前から募集が始まり、1ヶ月前に選考があります。
公共職業訓練(民間委託訓練)の募集
兵庫県の公共職業訓練である民間委託訓練では、統一の日程ではなく、各実施校が訓練開始日や募集期間を決めています。2ヶ月ほど前から募集を開始し、募集締め切り後、2週間ほど後に選考日があり、選考結果は数日で発送されます。申込み期間中に、各校で見学会もありますので、見学会にも参加しましょう。
求職者支援訓練(兵庫労働局委託の民間教育機関訓練)の募集
兵庫県の求職者支援訓練では、毎月16日前後に開講しています。募集は、前々月の下旬から前月初旬で、選考日は前月25日前後、選考結果通知が前月末です。また、募集開始に合わせて日程や開講コースが発表されますが、毎月のように開講されるコースも多く充実しています。
長期高度人材育成コース(2年間訓練) 保育士養成科などの募集
兵庫県の長期高度人材育成コース(2年間訓練)は、4月から2年間のコースのため、毎年2月から3月にかけて募集・選考があります。
介護福祉士養成コース・保育士養成コース・医療事務員養成コース・ICTプロフェッショナルコースの募集があります。
兵庫県の職業訓練校(民間委託校と公立職業訓練校)
【施設内職業訓練】兵庫県・神戸の職業訓練では、県立の職業訓練校が3施設、独立行政法人運営のポリテクセンターが2施設あり、電気設備・金属加工など、ものづくり関係の職業訓練はそれらの施設内訓練で実施されています。県立の職業訓練校は神戸・姫路・豊岡とあり、それぞれの地域の職業訓練を担っています。
【委託職業訓練】兵庫県立の職業訓練校では、それぞれの地域で介護、経理事務、IT、WEBデザインなどの訓練を民間教育機関に委託して実施しています。(豊岡では、4か月間の鞄縫製者養成コースも開講されています。)【長期人材育成訓練】2年間の長期高度人材育成訓練は神戸と豊岡の2地域で開講されており、神戸では税理士資格コースもあります。
【求職者支援訓練】兵庫労働局(厚生労働省)では、雇用保険を受給できない方を主な対象とした「求職者支援訓練」(民間教育機関)も充実させており、ネイリスト養成科やボディエステティシャン科など、美容分野での幅広い訓練も定期的に開講されています。