広島県では、WEBデザインコース・WEBデザイナー養成科の職業訓練は、創造社リカレントスクール広島校(広島市中区橋本町9番7号ビル博丈3階)、パソコンスクールHA*NA上八丁堀城南通り校(広島市中区上八丁堀8番20号井上ビル5階)、パソコンスクールアビバ広島大手町校(広島市中区大手町一丁目1-20ニュー大手町ビル)などで実施しています。
広島県のWEBデザインコース・WEBデザイナー養成科の職業訓練
グラフィック・Webデザイナー養成科
これから始める、Web動画編集&ホームページデザイン科
基礎から学ぶグラフィック・Webデザイナー養成科
基礎から学ぶオフィスソフト&Webデザイン養成科
初歩から始めるWebデザイナー育成科
訓練実施施設
創造社リカレントスクール広島校
広島市中区橋本町9番7号ビル博丈3階
訓練目標
ホームページを制作する上で必要なルール・基本知識を正しく身につけ、デジタルコンテンツの加工技術や紙面のレイアウト力を基にクライアントの要求するWeb制作が出来るようになる。また、デザイン能力に対するニーズが高まりつつある業界でのバナー広告やデジタルコンテンツ制作力の習得も目標とする。
訓練概要
ホームページの企画・デザイン手法及びバナー広告、それらに付随するグラフィックデザインに関する制作の知識及び技能・技術を習得する。
訓練終了後に取得できる資格
Illustratorクリエイター能力認定試験エキスパート Photoshopクリエイター能力認定試験エキスパート Webクリエイター能力認定試験エキスパート 株式会社サーティファイ(任意)
Webデザイナー養成科
訓練実施施設
パソコンスクールHA*NA上八丁堀城南通り校
広島市中区上八丁堀8番20号井上ビル5階
訓練目標
Webクリエイターに必要なコーディング・グラフィック技術や、Web構築技術の習得により今後のキャリア形成に役立てる。【
基礎から実践まで幅広くWebデザイン養成科
訓練実施施設
パソコンスクールアビバ広島大手町校
広島市中区大手町一丁目1-20ニュー大手町ビル
訓練目標
Illustrator、Photoshopの操作学習から制作物作成や、Webに関する知識や制作・運用に対する方法を習得できる。
訓練内容(創造社リカレントスクール広島校)
Web総合基礎
ビジネス戦略ツールとしてのWebの役割理解、Web制作に関わるうえで必要な知識(各種サーバー、ネットワーク、著作権等の知識等) 、Webの現状と今後、企画書作成の基本・制作スケジュールの立て方、メディア研究、ホームページ企画立案の基礎
Web動画基礎概論
動画の種類と用途、Web動画の役割(商品・会社紹介、商品の操作取り扱い・ネット広告)、業界に必要な知識技術(演出力・構成力・取材力・編集力・ストーリー)、用途に応じた適切な映像の長さ・効果の出し方・PR方法、動画投稿における危険性の理解
ページレイアウト制作実習
〈使用ソフト:Dreamweaver、Visual Studio Code〉
HTML、CSSを使用したコーディング基本技能、エディターソフト使用法、ホームページレイアウトソフト活用術、JavaScriptと jQuery基礎
デジタルコンテンツ制作実習
文字・描画表現〈使用ソフト:Illustrator〉
文字入力・文字制作技能…タイトル、文字組、修飾文字。図形描写力…アイコン、タイトルバック、地図、バナー、買い物カート。各ツール操作技能…ペンツール、クリッピングパス、スライス機能と画像の書き出し、保存形式、パスファインダ
フォトレタッチ〈使用ソフト:Photoshop〉
画像フォトレタッチ技能…トリミング、色調・階調補正、キズ消し、商品画像の切り抜き・写真合成加工技術
Web動画加工実習
〈使用ソフト:PremierePro〉
PremiereProの操作習得、映像のカット編集・つなぎ加工、テロップの挿入、Youtube動画とのリンクと埋め込み動画の使い分け、テーマを決めての2~3分の動画作成
実制作企画立案演習
クライアント(課題提供企業)への提案企画書作成、企画プレゼン用ラフ案作成
ホームページ制作実習 90時間
課題・テーマに対し、ホームページリニューアルを前提とした制作実習。企画力・制作力・提案力の習得
ポートフォリオ制作実習
訓練で得た能力を集約したポートフォリオ制作
WEBデザイナーの仕事と資格
Webデザインとは、Web上に表示されるページの見た目に関する制作を行うことを指します。Webサイト内のレイアウト変更や使用画像の作成など、幅広く関わることになります。Webメディアやホームページの制作を指すことが多いですが、昨今ではWebサービスや広告用ランディングページのデザインもWebデザインと呼ばれています。
Webデザインの流れ
一般的にWebデザインは、「企画」「デザイン」「コーディング」「公開」の流れで進められます。
企画の段階では「コンセプト」「目的」「想定するユーザー層」「制作期間」などをすり合わせます。この段階で、問題点や改善点を提示する場合もあります。
Webサイトの構成がまとまると、内容を可視化出来るようにデザインをしていきます。デザインでは、まずワイヤーフレームを作り、イメージを“見える化”していきます。ワイヤーフレームとは、Webページのレイアウトを簡単に表したものであり、複数人で完成イメージを共有する目的で作られます。認識の相違を無くし、微修正を行うたたき台としても用いられます。
レイアウトの修正が完了したら、Webサイトの完成図であるデザインカンプを作ります。デザインカンプとはワイヤーフレームに具体的な色や画像の指定を行ったもので、「Photoshop」「Illustrator」で作成されます。デザインカンプでの確認が終わると、HTMLやCSSでのコーディングを行い、公開に向けて進めていきます。これら全ての工程に1人のWebデザイナーが関わるとは限りません。企画や打ち合わせについては、営業が担当することもありますし、ワイヤーフレームやデザインカンプだけをWebデザイナーが作成し、コーディングは専門のコーダーに依頼する場合もあります。
Webデザイナーに必要なスキル(PhotoshopやIllustratorの基本的な操作)
Webデザインの仕事において、写真や画像の加工ができるPhotoshop、イラストの作成ができるIllustratorなど各種デザインツールを使いこなせる必要があります。
Photoshopは写真や画像の加工に用いられ、Illustratorはイラストの作成に用いられるツールです。どちらもWebデザインにおいて、デザインカンプやWebサイト内に使用する画像やバナーの作成などで活躍します。Webデザインツールは他にも多くのツールがありますが、代表的なツールを押さえておくことで応用が利くでしょう。
また、Webデザイナーの業務において、デザインツールを用いる場面はデザインカンプやワイヤーフレームの制作がメインとなるため、必ずしも高いレベルの制作能力が必要とは限りません。Webサイトに掲載する画像やバナーの制作はより専門のデザイナーに依頼することが多く、デザインツールの技術にこだわり過ぎてもWebデザイナーとしてのキャリアに活かせない可能性もあります。
Webデザイナーの仕事に必要なスキルはデザインツールやプログラミングだけではありません。正確なヒアリングを行う顧客折衝能力や、情報入力の快適性やユーザー体験の向上を目的としたUI/UXに関する知識が必要になることもあります。UI(User Interface/ユーザーインタフェース)とはユーザーの情報入力時の快適性、サービスを利用する際の入力や表示方法などを指し、UX(User Experience/ユーザーエクスペリエンス)はユーザー体験に関する考え方、ユーザーがサービスによって得られる興奮や快感のことを指します。
Webデザイナーの資格
資格がなくてもWebデザイナーとして働くことは可能ですが、ここ数年の傾向を見てみると資格のある人のほうが積極的に採用されやすいということがわかっています。資格があるということは、実務経験がなかったとしても、一定の知識と技能を有していることを証明できるためです。
ウェブデザイン技能検定(国家資格)
ウェブデザイン技能検定はWebデザインに関する資格の中で日本の唯一の国家資格で、1級から3級まであります。合格すれば厚生労働省認定のウェブデザイン技能士を名乗ることができます。
ウェブデザイン技能検定の1級と2級の取得には実務経験が必要ですが、3級は実務経験がなくても取得可能なので、これからWebデザインについて学びたいと考えている人におすすめの資格です。
Webクリエイター能力認定試験
Webクリエイター能力検定試験は、株式会社サーティファイが実施している民間試験で、Webサイトの構築に必要なHTML、CSS、Webデザインに関する能力を測定する資格です。
初級から中級の「スタンダード」と上級者を対象とした「エキスパート」の2段階に分かれています。これからWebデザインの勉強をはじめるという方は、まずはスタンダードの取得を目指してみてください。
HTML5プロフェッショナル認定資格
HTMLとはWebサイトを構築するための主要なプログラミング言語です。HTML5は、HTMLの中の5番目のバージョンであり、今後Webの主要な言語になっていくとされています。
HTML5プロフェッショナル認定資格は、これからのWebサイトの制作に欠かせないHTML5とWebサイトの作成に使用するプログラミング言語であるCSSとJavaScriptに関する能力を図るための資格です。
取得者はWebデザインの確かな技術を持っているものとして高く評価されるため、現在Webデザインに関する資格の中で最も人気があります。
アドビ認定エキスパート(ACE)
アドビ認定エキスパートとは、Adobeから発売されているPhotoshopとIllustratorに関する知識と技能を証明できる資格です。試験科目はPhotoshopとIllustratorがそれぞれあります。Webデザインだけではなく、グラフィックデザインに関する仕事をしたいのであれば取得しておくことをおすすめします。
Adobeはグラフィックデザインの世界では欠かせないソフトであり、最新版のソフトの技能を証明されている資格取得者はWebデザインの世界でも高く評価されています。
Photoshop®クリエイター能力認定試験
Photoshop®クリエイター能力認定試験では、グラフィックデザインの世界では世界標準ソフトとなっているPhotoshop®を使って、時間内に画像ファイルの作成や、課題として出された作品を仕上げて表現力やコンテンツ制作能力を測定します。
かなり実践的な内容の試験であるため、取得しておくと一定以上のスキルを保持していることの証明になります。
Illustrator®クリエイター能力認定試験
Illustrator®クリエイター能力認定試験では、お絵かきソフトのIllustrator®を使ってDTPやWebデザインに欠かせないパーツを作成したり、課題として出された作品を時間内に仕上げたりして、表現力やコンテンツ制作能力を測定します。
IllustratorとPhotoshopに関する資格はAdobeの資格でも取得できます。しかし、Webデザインの仕事をする上では両方のソフトを学ばなくても、どちらか一方のソフトが使いこなせれば十分に仕事ができます。
広島県の職業訓練コース(募集時期と入校時期)
広島県の職業訓練は、広島市・福山市を中心に、呉・三次などでも一部開講しています。申し込みは住所地を管轄するハローワーク職業相談窓口ですが、通学ができるのであればどのエリアの訓練コースにも応募可能です。(県外のコースに応募することもできます。)
パソコン事務系(簿記・パソコン・WEBデザイン・プログラミング)・医療事務系・介護事務系・ネイル美容系など民間委託しているコースは、2ヶ月前から募集が始まり、1ヶ月前に選考があります。
公共職業訓練(民間委託訓練)の募集
広島県の公共職業訓練である民間委託訓練では、2ヶ月ほど前から募集を開始し、選考日は各校の開講日の2週間前ぐらいに実施されます。訓練開始日は、各校それぞれのため、募集期間も違っています。
求職者支援訓練(広島労働局委託の民間教育機関訓練)の募集
広島県の求職者支援訓練では、2ヶ月ほど前から募集を開始し、選考日は各校の開講日の2週間前ぐらいに実施されます。訓練開始日は、各校それぞれのため、募集期間も違っています。
長期高度人材育成コース(2年間訓練) 保育士養成科などの募集
広島県の長期高度人材育成コース(2年間訓練)は、4月から2年間のコースのため、毎年2月から3月にかけて募集・選考があります。
介護福祉士養成科・社会福祉士養成科・精神保健福祉士養成科・情報管理科(情報処理プログラムコース)・ITビジネス学科(福山地域)の募集があります。
広島県の職業訓練校(民間委託校と公立職業訓練校)
【施設内職業訓練】広島県の職業訓練では、県立の職業訓練校が4施設、独立行政法人運営のポリテクセンターが1施設あり、電気設備・金属加工など、ものづくり関係の職業訓練はそれらの施設内訓練で実施されています。
【委託職業訓練】広島県立広島高等技術専門校では、介護、経理事務、IT、WEBデザインなどの訓練を民間教育機関に委託して実施しています。フードアドバイザー科や観光ビジネス科などサービス業分野にも力を入れています。【長期人材育成訓練】2年間の長期高度人材育成訓練では、広島地区で介護福祉士養成科と1年間の社会福祉士養成科・精神保健福祉士養成科を実施しています。
【求職者支援訓練】広島労働局(厚生労働省)では、雇用保険を受給できない方を主な対象とした「求職者支援訓練」(民間教育機関)を介護、医療事務、WEBデザインなどの分野を中心に実施しています。