千葉県でWEBデザインコース・WEBデザイナー養成科の職業訓練をさがす

千葉県では、WEBデザインコース・WEBデザイナー養成科の職業訓練は、中央キャリアアップアカデミー南柏校(柏市南柏1-1-2富士物産南柏駅前ビル4・5F)、日本国際工科専門学校(松戸市新松戸4-5-2)、まなクル矢切(松戸市栗山31-1栗山平城苑ビル3階)などで実施しています。

千葉県のWEBデザインコース・WEBデザイナー養成科の職業訓練

WEBデザイナー・クリエイター養成科
訓練実施施設
中央キャリアアップアカデミー南柏校
柏市南柏1-1-2富士物産南柏駅前ビル4・5F
訓練目標
WEBサイトの企画・立案から、デザイン・コーディング作業まで、トータル的にWEB制作が出来、さらにはネットワーク関連、セキュリティ等の知識を有して、WEBサイトの管理、更新、メンテナンスを行える。
訓練内容
Webサイトの企画・立案から、デザイン・コーディング作業まで、トータルでWebサイトの制作を習得する。
訓練終了後に取得できる資格
Illustratorクリエイター能力認定試験 エキスパート、PhotoShopクリエイター能力認定試験 エキスパート、Webクリエイター能力認定試験 エキスパート (サーティファイ)(各任意)

Webデザイン・オフィスパソコン科
訓練実施施設
日本国際工科専門学校
松戸市新松戸4-5-2
訓練目標
企業、団体のWeb担当又は事務担当として、自社のホームページのデザイン制作・改修、及びパソコンを使って事務処理を効率よく行えるスキルを身に付ける。

マーケティングも学べる、Webデザイン・制作科
訓練実施施設
DXアップ
松戸市松戸1655ラ・シエル松戸101
訓練目標
中小企業がWeb制作者に求めるWeb制作スキルとWebマーケティング思考能力といった技能を習得し、事業会社などのWeb制作業務に従事する。

WEBデザイナー養成科
訓練実施施設
まなクル矢切
松戸市栗山31-1栗山平城苑ビル3階
訓練目標
基本的なパソコン作業操作からOfficeソフトの使い方、Webサイトのイラスト作成、フォトデータ加工、HTML/CSSコーディング、動的サイト制作に必要な知識及び技能・技術を習得する。

訓練内容(中央キャリアアップアカデミー南柏校)

Webデザイン概論
パソコン及び使用ソフトウェアに関する知識とWeb制作ワークフローの把握、Webデザインの為のアートディレクション/デザインの知識、Webデザインにおけるマーケティング、ブランディング、インターフェイスとユーザビリティの理解
インターネット概 論
インターネットのしくみの理解/セキュリティに関する知識

Web素材制作実習
オブジェクトの作成の基本操作/画像配置と編集文字の操作/描画ツール(使用ソフト:Illustrator)
レタッチ(写真の修正)/画像合成/選択範囲の作成/レイヤー/フィルターとブラシ/図形描画とテキスト入力/Webページ用画像作成とスライス(使用ソフト:Photoshop)
Webサイト制作基礎実習
(X)HTMLによる文書の構造化/CSSによる装飾/レイアウト技法/サーバー利用/ドメイン取得
HTML5+CSS3、jQueryによる動的デザインの構築/レスポンシブWebデザイン/ファイルのアップロード
効率的なWebページの作成/スタイルの記述と適用/ページの体裁を整える/アップロード/
ファイルの同期/Figmaを使ったプロトタイプの制作(使用ソフト:Illustrator、Photoshop、Figma、Dreamweaver)技術実習/jQueryによるインタラクションサイトの実装実習(Javascript)/サーバー利用/CGI実装/ドメイン取得/ファイルのアップロードなどの技術の習得
Webクリエイター能力向上実習
インストールと基本設定/管理画面の基本操作/テーマのインストール/テンプレートでのサイト作成/
プログラミング言語の基礎(使用ソフト:WordPress)
HTMLの記述、追加、修正として文字の編集/フォームの作成/画像、動画の配置とリンクの指定/
スマートデバイス対応サイト構築実習/プロトタイプの制作と共有の設定(使用ソフト:Illustrator、Photoshop)
Webサイト制作応用実習
Webサイトの企画、立案/企画書作成、プレゼンテーション演習/画像、動画等配置素材ファイルの作成/
デザイン、レイアウト/(X)HTMLとCSSの記述等のコーディング/修了制作としての一連のWebサイト制作総合実習

WEBデザイナーの仕事と資格

Webデザインとは、Web上に表示されるページの見た目に関する制作を行うことを指します。Webサイト内のレイアウト変更や使用画像の作成など、幅広く関わることになります。Webメディアやホームページの制作を指すことが多いですが、昨今ではWebサービスや広告用ランディングページのデザインもWebデザインと呼ばれています。

Webデザインの流れ

一般的にWebデザインは、「企画」「デザイン」「コーディング」「公開」の流れで進められます。

企画の段階では「コンセプト」「目的」「想定するユーザー層」「制作期間」などをすり合わせます。この段階で、問題点や改善点を提示する場合もあります。

Webサイトの構成がまとまると、内容を可視化出来るようにデザインをしていきます。デザインでは、まずワイヤーフレームを作り、イメージを“見える化”していきます。ワイヤーフレームとは、Webページのレイアウトを簡単に表したものであり、複数人で完成イメージを共有する目的で作られます。認識の相違を無くし、微修正を行うたたき台としても用いられます。

レイアウトの修正が完了したら、Webサイトの完成図であるデザインカンプを作ります。デザインカンプとはワイヤーフレームに具体的な色や画像の指定を行ったもので、「Photoshop」「Illustrator」で作成されます。デザインカンプでの確認が終わると、HTMLやCSSでのコーディングを行い、公開に向けて進めていきます。これら全ての工程に1人のWebデザイナーが関わるとは限りません。企画や打ち合わせについては、営業が担当することもありますし、ワイヤーフレームやデザインカンプだけをWebデザイナーが作成し、コーディングは専門のコーダーに依頼する場合もあります。

Webデザイナーに必要なスキル(PhotoshopやIllustratorの基本的な操作)

Webデザインの仕事において、写真や画像の加工ができるPhotoshop、イラストの作成ができるIllustratorなど各種デザインツールを使いこなせる必要があります。

Photoshopは写真や画像の加工に用いられ、Illustratorはイラストの作成に用いられるツールです。どちらもWebデザインにおいて、デザインカンプやWebサイト内に使用する画像やバナーの作成などで活躍します。Webデザインツールは他にも多くのツールがありますが、代表的なツールを押さえておくことで応用が利くでしょう。

また、Webデザイナーの業務において、デザインツールを用いる場面はデザインカンプやワイヤーフレームの制作がメインとなるため、必ずしも高いレベルの制作能力が必要とは限りません。Webサイトに掲載する画像やバナーの制作はより専門のデザイナーに依頼することが多く、デザインツールの技術にこだわり過ぎてもWebデザイナーとしてのキャリアに活かせない可能性もあります。

Webデザイナーの仕事に必要なスキルはデザインツールやプログラミングだけではありません。正確なヒアリングを行う顧客折衝能力や、情報入力の快適性やユーザー体験の向上を目的としたUI/UXに関する知識が必要になることもあります。UI(User Interface/ユーザーインタフェース)とはユーザーの情報入力時の快適性、サービスを利用する際の入力や表示方法などを指し、UX(User Experience/ユーザーエクスペリエンス)はユーザー体験に関する考え方、ユーザーがサービスによって得られる興奮や快感のことを指します。

Webデザイナーの資格

資格がなくてもWebデザイナーとして働くことは可能ですが、ここ数年の傾向を見てみると資格のある人のほうが積極的に採用されやすいということがわかっています。資格があるということは、実務経験がなかったとしても、一定の知識と技能を有していることを証明できるためです。

ウェブデザイン技能検定(国家資格)
ウェブデザイン技能検定はWebデザインに関する資格の中で日本の唯一の国家資格で、1級から3級まであります。合格すれば厚生労働省認定のウェブデザイン技能士を名乗ることができます。
ウェブデザイン技能検定の1級と2級の取得には実務経験が必要ですが、3級は実務経験がなくても取得可能なので、これからWebデザインについて学びたいと考えている人におすすめの資格です。

Webクリエイター能力認定試験
Webクリエイター能力検定試験は、株式会社サーティファイが実施している民間試験で、Webサイトの構築に必要なHTML、CSS、Webデザインに関する能力を測定する資格です。
初級から中級の「スタンダード」と上級者を対象とした「エキスパート」の2段階に分かれています。これからWebデザインの勉強をはじめるという方は、まずはスタンダードの取得を目指してみてください。

HTML5プロフェッショナル認定資格
HTMLとはWebサイトを構築するための主要なプログラミング言語です。HTML5は、HTMLの中の5番目のバージョンであり、今後Webの主要な言語になっていくとされています。
HTML5プロフェッショナル認定資格は、これからのWebサイトの制作に欠かせないHTML5とWebサイトの作成に使用するプログラミング言語であるCSSとJavaScriptに関する能力を図るための資格です。
取得者はWebデザインの確かな技術を持っているものとして高く評価されるため、現在Webデザインに関する資格の中で最も人気があります。

アドビ認定エキスパート(ACE)
アドビ認定エキスパートとは、Adobeから発売されているPhotoshopとIllustratorに関する知識と技能を証明できる資格です。試験科目はPhotoshopとIllustratorがそれぞれあります。Webデザインだけではなく、グラフィックデザインに関する仕事をしたいのであれば取得しておくことをおすすめします。
Adobeはグラフィックデザインの世界では欠かせないソフトであり、最新版のソフトの技能を証明されている資格取得者はWebデザインの世界でも高く評価されています。

Photoshop®クリエイター能力認定試験
Photoshop®クリエイター能力認定試験では、グラフィックデザインの世界では世界標準ソフトとなっているPhotoshop®を使って、時間内に画像ファイルの作成や、課題として出された作品を仕上げて表現力やコンテンツ制作能力を測定します。
かなり実践的な内容の試験であるため、取得しておくと一定以上のスキルを保持していることの証明になります。

Illustrator®クリエイター能力認定試験
Illustrator®クリエイター能力認定試験では、お絵かきソフトのIllustrator®を使ってDTPやWebデザインに欠かせないパーツを作成したり、課題として出された作品を時間内に仕上げたりして、表現力やコンテンツ制作能力を測定します。
IllustratorとPhotoshopに関する資格はAdobeの資格でも取得できます。しかし、Webデザインの仕事をする上では両方のソフトを学ばなくても、どちらか一方のソフトが使いこなせれば十分に仕事ができます。

千葉県の職業訓練コース(募集時期と入校時期)

千葉県の職業訓練は、千葉市・船橋市・松戸市を中心に、市原・柏・銚子・木更津などでも一部開講しています。申し込みは住所地を管轄するハローワーク職業相談窓口ですが、通学ができるのであればどのエリアの訓練コースにも応募可能です。(県外のコースに応募することもできます。)

パソコン事務系(簿記・パソコン・WEBデザイン・プログラミング)・医療事務系・介護事務系・ネイル美容系など民間委託しているコースは、2ヶ月前から募集が始まり、1ヶ月前に選考があります。

公共職業訓練(民間委託訓練)の募集

千葉県の公共職業訓練である民間委託訓練では、3〜4ヶ月分の開講コースの募集を一斉に募集開始します。選考日・合格発表は各開講月の前月のため、合否が早く分かるわけではないのですが、申込み期間が長いので、ハローワークでの訓練相談や受講申込みを落ち着いてできます。

求職者支援訓練(千葉労働局委託の民間教育機関訓練)の募集

千葉県の求職者支援訓練では、2ヶ月ほど前から募集を開始し、申込み期間終了後1週間程度で各校にて選考があります。申込み期間中に、各校の見学会もありますので、見学会にも参加しましょう。

長期高度人材育成コース(2年間訓練) 保育士養成科などの募集

千葉県の長期高度人材育成コース(2年間訓練)は、4月から2年間のコースのため、毎年2月から3月にかけて募集・選考があります。

介護福祉士養成(総定員35名)・保育士養成(総定員85名)・美容師養成(総定員5名)の募集があります。

千葉県の職業訓練校(民間委託校と公立職業訓練校)

【施設内職業訓練】千葉県の職業訓練では、県立の職業訓練校が6施設、独立行政法人運営のポリテクセンターが3施設あり、電気設備・金属加工・自動車整備など、ものづくり関係の職業訓練はそれらの施設内訓練で実施されています。(ものづくり分野で高度なエンジニア育成を行う公的教育訓練施設として、幕張新都心の文教地区に高度ポリテクセンターが平成2年に設置されています。)

【委託職業訓練】千葉県商工労働部産業人材課技能振興班では、介護、経理事務、IT、WEBデザインなどの訓練を民間教育機関に委託して実施しています。【長期人材育成訓練】介護士・保育士養成が多い2年間の長期高度人材育成訓練では、美容師養成コースも充実しており数校に委託されています。

【求職者支援訓練】参考までに、千葉労働局(厚生労働省)では、雇用保険を受給できない方を主な対象とした「求職者支援訓練」(民間教育機関)も充実させており、フローリスト養成科や農業技術者養成科など、園芸・農業分野での販売から生産まで幅広い訓練が定期的に開講されています。