滋賀県で医療事務コース・調剤事務科の職業訓練をさがす

滋賀県では、医療事務・調剤事務など、診療報酬請求事務の職業訓練は、キャリアプラザビット滋賀本校(栗東市小柿7丁目8-20湖南建設会館2F)が実施しています。医療業に関する知識を習得するとともに医療従事者としての心構えと窓口対応力を身につけ、業務処理に必須のパソコン操作を習得し、帳票作成や電子カルテを処理できる技能を習得します。

滋賀県の医療事務・調剤事務など、診療報酬請求事務の職業訓練

訓練実施施設
キャリアプラザビット滋賀本校
栗東市小柿7丁目8-20湖南建設会館2F
訓練目標
医療業に関する知識を習得するとともに医療従事者としての心構えと窓口対応力を身につける。
業務処理に必須のパソコン操作を習得し、帳票作成や電子カルテを処理できる技能を習得する。
医療事務資格・調剤事務資格の習得レベルまで達することで、就職活動を優位にする。
訓練概要
医療制度概論、医療事務、調剤薬局事務、レセプト作成・検定対策、受付・窓口接遇演習、ビジネススキル、パソコン基本操作、電子コミュニケーション、ビジネスアプリケーション演習
訓練終了後に取得できる資格
医療事務認定実務者試験、調剤事務認定実務者試験

訓練内容(例:キャリアプラザビット滋賀本校)

医療保険制度の基礎知識
医療保険等の概要、保険者、加入者、給付、給付率、給付の内容
診療報酬・薬価・材料価格基準知識
医科・調剤に係る診療報酬の算定方法、入院時食事療養費の算定方法、医薬品・医療材料の価格とその請求方法
医療用語基礎知識
病名・検査法・医薬品等の用語、医薬品の種類・名称・規格・剤形・単位
診療報酬請求事務概論
診療報酬点数表に係る通則・通達、点数算定の加算・算定要件、診断群分類別包括評価
調剤報酬請求事務概論
調剤報酬のしくみ、調剤報酬点数の加算・算定要件
医療コミュニケーション論
医療機関における医療従事者としての業務内容と役割、医療従事者としての職業倫理と心構え、守秘義務

実技 診療報酬請求実務演習、診療点数計算、カルテへの転記など

外来受付窓口実務演習
患者接遇、受付対応、電話対応、医療費の会計処理、退院事務
受付窓口接遇演習
患者心理の基礎、医療人としてのマナー、ケーススタディによるクレームの対応演習
レセプト作成演習
診療報酬請求実務演習:診療点数計算、カルテへの転記、レセプト作成と点検(対象:診察料・投薬料・レントゲン・注射・処置・手術・理学療法・麻酔料・入院料・薬剤・検査等)調剤報酬請求実務演習:処方箋の確認、点数計算、調剤レセプト作成と点検パソコン(医療ソフト)によるレセプト入力演習
パソコン基本操作
Windows の基礎とパソコンの基本操作
ITコミュニケーション
情報通信の基本的なしくみ、インターネットを利用した効率的な情報収集、情報セキュリティ、Web サイトの利活用
オフィスワーク基礎 総合演習
各職場で利用されている実務文書・帳票類の作成(ビジネスレター、チラシ、ラベル印刷、データ分析技法)

診療報酬請求事務(医療事務・調剤事務)の仕事と資格

医療機関において、診療報酬を請求するための書類の作成を行ったり、窓口において、外来の受付、医療費の請求、入退院の手続などを行う。医療機関での具体的な業務は、診察が終わった患者のカルテを見て、診察の内容、検査の種類、薬の量などをコンピュータに入力して点数化し、患者が自己負担する金額を計算する。保険診療では疾病名に対応した治療、投薬や療養の基準に基づいてレセプト(診療報酬請求明細書)を作成し、その後、そのチェックを行う。

ほとんどの医療機関で、レセプトを用いた保険請求事務はコンピュータで処理される。入力に見落としや誤りがないかどうかなど、レセプトのチェックを慎重に行う。レセプトは、毎月の決められた期日までに、被保険者が国民健康保険に加入していれば国民健康保険団体連合会に、被用者保険の被保険者については社会保険診療報酬支払基金に提出する。また、窓口での具体的業務は、外来患者を受け付け、初診の患者は、健康保険証を預かり、診察券やカルテを作成する。診察が終った患者等の診察料の計算と会計、カルテの整理・保管を行う。入退院の手続を行うこともある。薬剤、備品及び資材の購入に関する事務手続きをする場合もある。

特に学歴や資格は必要とされないが、薬価点数や診療報酬点数の知識が必要

特に学歴や資格は必要とされないが、専門学校や通信教育などで薬価点数や診療報酬点数の換算方法、請求書の作成の仕方、カルテの見方などを勉強する場合が多い。診察料と投薬料の点数など簡単な計算から始めて経験を積み、次第にレントゲンや注射、検査、手術、入院料など複雑な点数計算をするようになる。経験を積み重ね、多くのケースをこなして仕事に習熟してゆく。

関連資格として民間の「診療報酬請求事務能力認定試験」、「医療事務技能審査試験」がある。書類に転記し点数を計算する反復作業のため、集中力を切らさず着実に仕事をこなせる粘り強さが求められる。また、見落としや間違いに気付く注意力が求められる。

滋賀県の職業訓練コース(募集時期と入校時期)

滋賀県の職業訓練は、大津市・草津市を中心に、野洲・彦根・長浜などの主要都市でも一部開講しています。申し込みは住所地を管轄するハローワーク職業相談窓口ですが、通学ができるのであればどのエリアの訓練コースにも応募可能です。(県外のコースに応募することもできます。)

パソコン事務系(簿記・パソコン・WEBデザイン・プログラミング)・医療事務系・介護事務系・ネイル美容系など民間委託しているコースは、2ヶ月前から募集が始まり、1ヶ月前に選考があります。

公共職業訓練(民間委託訓練)の募集

滋賀県の公共職業訓練である民間委託訓練では、前々月に募集し、前月初旬に選考日、訓練開始日は月初からです。

求職者支援訓練(滋賀労働局委託の民間教育機関訓練)の募集

滋賀県の求職者支援訓練では、1ヶ月ほど前から募集を開始し、開講日の2週間前ぐらいまで募集があり、募集締め切りの数日後が選考日です。

長期高度人材育成コース(2年間訓練) 保育士養成科などの募集

滋賀県の長期高度人材育成コース(2年間訓練)は、4月から2年間のコースのため、毎年2月から3月にかけて募集・選考があります。

介護福祉士養成科・保育士養成科・栄養士養成科の募集があります。

滋賀県の職業訓練校(民間委託校と公立職業訓練校)

【施設内職業訓練】滋賀県・大津の職業訓練では、県立の職業訓練校が2施設、独立行政法人運営のポリテクセンターが1施設あり、電気設備・金属加工など、ものづくり関係の職業訓練はそれらの施設内訓練で実施されています。

【委託職業訓練】滋賀県商工観光労働部 労働雇用政策課が、介護、経理事務、IT、WEBデザインなどの訓練を民間教育機関に委託して実施しています。定住外国人向け職業訓練コースなど地域の特性にあった訓練もあります。【長期人材育成訓練】2年間の長期高度人材育成訓練では、介護福祉士養成科・保育士養成科・栄養士養成科を実施しています。

【求職者支援訓練】滋賀労働局(厚生労働省)では、雇用保険を受給できない方を主な対象とした「求職者支援訓練」(民間教育機関)を介護、医療事務、WEBデザインなどの分野を中心に実施しています。パソコン・OA基礎などのコースが多いです。