佐賀県では、医療事務・調剤事務など、診療報酬請求事務の職業訓練は、ニチイ学館佐賀支店(佐賀県佐賀市駅前中央1丁目6-25佐賀東京海上日動ビル4階)で実施しています。
佐賀県の医療事務・調剤事務など、診療報酬請求事務の職業訓練
訓練実施機関
株式会社ニチイ学館 佐賀支店
訓練実施施設
ニチイ学館佐賀支店
佐賀県佐賀市駅前中央1丁目6-25佐賀東京海上日動ビル4階
訓練目標
・医療事務に関する知識全般、医師事務作業補助業務全般の知識及び実務を理解する。 ・ビジネスマナー等社会人基礎力を身に付ける。 ・基本的なパソコンスキルを習得する。 ・実習を通して、医療事務の仕事を体感する。
訓練概要
医療事務、調剤事務、医師事務作業補助、医療事務パソコン、パソコン基本操作、医療機関実習、就職支援
訓練終了後に取得できる資格
メディカルクラーク、メディカルオペレータ、ドクターズクラーク、調剤報酬請求技能認定証
訓練内容
医医療事務
医療事務に関する知識を習得します。医療保険制度の概要、受付窓口事務および患者接遇、診療報酬算定の基礎、診療報酬明細書作成・点検の基礎及び演習 等
調剤事務
調剤事務に関する知識を習得します。調剤報酬請求概論、調剤報酬請求書作成及び演習
医師事務作業補助
医師事務作業補助に関する知識を習得します。医療保険制度、医療関連法規、医学一般、薬学一般、医療機関における安全管理、診療録の記載・電子カルテ、診断書・証明書・申請書作成、個人情報保護、ヒューマンスキル 等
医療事務パソコン
医療事務専用のパソコンソフトで操作を学習します。医療事務専用パソコンでの基本入力と応用練習・レセプト作成、入力、出力、自己練習 等
パソコン基本操作
パソコンの基本操作を身に付けます。W ord・Excel の基本操作 等
医療機関見学・実習
医療機関での見学・簡単な実習を行います。総合病院、クリニックでの見学・実習 等
診療報酬請求事務(医療事務・調剤事務)の仕事と資格
医療機関において、診療報酬を請求するための書類の作成を行ったり、窓口において、外来の受付、医療費の請求、入退院の手続などを行う。医療機関での具体的な業務は、診察が終わった患者のカルテを見て、診察の内容、検査の種類、薬の量などをコンピュータに入力して点数化し、患者が自己負担する金額を計算する。保険診療では疾病名に対応した治療、投薬や療養の基準に基づいてレセプト(診療報酬請求明細書)を作成し、その後、そのチェックを行う。
ほとんどの医療機関で、レセプトを用いた保険請求事務はコンピュータで処理される。入力に見落としや誤りがないかどうかなど、レセプトのチェックを慎重に行う。レセプトは、毎月の決められた期日までに、被保険者が国民健康保険に加入していれば国民健康保険団体連合会に、被用者保険の被保険者については社会保険診療報酬支払基金に提出する。また、窓口での具体的業務は、外来患者を受け付け、初診の患者は、健康保険証を預かり、診察券やカルテを作成する。診察が終った患者等の診察料の計算と会計、カルテの整理・保管を行う。入退院の手続を行うこともある。薬剤、備品及び資材の購入に関する事務手続きをする場合もある。
特に学歴や資格は必要とされないが、薬価点数や診療報酬点数の知識が必要
特に学歴や資格は必要とされないが、専門学校や通信教育などで薬価点数や診療報酬点数の換算方法、請求書の作成の仕方、カルテの見方などを勉強する場合が多い。診察料と投薬料の点数など簡単な計算から始めて経験を積み、次第にレントゲンや注射、検査、手術、入院料など複雑な点数計算をするようになる。経験を積み重ね、多くのケースをこなして仕事に習熟してゆく。
関連資格として民間の「診療報酬請求事務能力認定試験」、「医療事務技能審査試験」がある。書類に転記し点数を計算する反復作業のため、集中力を切らさず着実に仕事をこなせる粘り強さが求められる。また、見落としや間違いに気付く注意力が
佐賀県の職業訓練コース(募集時期と入校時期)
佐賀県の職業訓練は、佐賀市・唐津市を中心に、伊万里・鳥栖などでも一部開講しています。申し込みは住所地を管轄するハローワーク職業相談窓口ですが、通学ができるのであればどのエリアの訓練コースにも応募可能です。(県外のコースに応募することもできます。)
パソコン事務系(簿記・パソコン・WEBデザイン・プログラミング)・医療事務系・介護事務系・ネイル美容系など民間委託しているコースは、2ヶ月前から募集が始まり、1ヶ月前に選考があります。
公共職業訓練(民間委託訓練)の募集
佐賀県の公共職業訓練である民間委託訓練では、2ヶ月ほど前から募集を開始し、募集締め切りから2週間ほど後に、各校で選考があります。各校で開講日がさまざまなため、募集期間もそれぞれ違います。
佐賀県の公共職業訓練である民間委託訓練では、概ね毎月月初の訓練開始で、募集期間は前月初までです。月の半ばに開講する講座も一部あります。
求職者支援訓練(佐賀労働局委託の民間教育機関訓練)の募集
佐賀県の求職者支援訓練では、2ヶ月ほど前から募集を開始し、募集締め切りから1週間ほど後に、各校で選考があります。各校で開講日がさまざまなため、募集期間もそれぞれ違います。
長期高度人材育成コース(2年間訓練) 保育士養成科などの募集
佐賀県の長期高度人材育成コース(2年間訓練)は、4月から2年間のコースのため、毎年2月から3月にかけて募集・選考があります。
介護福祉士養成科・保育士養成科・栄養士養成科・高度デジタル人材育成科の募集があります。
佐賀県の職業訓練校(民間委託校と公立職業訓練校)
【施設内職業訓練】佐賀県の職業訓練では、県立の職業訓練校が1施設、独立行政法人運営のポリテクセンターが1施設あり、電気設備・金属加工など、ものづくり関係の職業訓練はそれらの施設内訓練で実施されています。
【委託職業訓練】佐賀県立の職業訓練校である産業技術学院が、それぞれの地域で介護、経理事務、IT、WEBデザインなどの訓練を民間教育機関に委託して実施しています。【長期人材育成訓練】2年間の長期高度人材育成訓練では、介護福祉士養成科・保育士養成科・栄養士養成科・美容師養成科を実施しています。1年間の調理師養成科もあります。
【求職者支援訓練】佐賀労働局(厚生労働省)では、雇用保険を受給できない方を主な対象とした「求職者支援訓練」(民間教育機関)を介護、医療事務、WEBデザインなどの分野を中心に実施しています。