大阪府で医療事務コース・調剤事務科の職業訓練をさがす

大阪府では、医療事務・調剤事務など、診療報酬請求事務の職業訓練は、ヒューマンアカデミー大阪梅田校(大阪府大阪市北区芝田1‐1‐4阪急ターミナルビル10階 第10・11教室)、ヒューマンアカデミー心斎橋駅前校(大阪府大阪市中央区南船場4-3-2ゼント心斎橋ビル11階1113)、SBキャリアカレッジ梅田校(大阪市北区梅田1-1-3大阪駅前第3ビル20階)、トライムアカデミー堺校(堺市堺区中瓦町1-1-21堺東八幸ビル5階)で実施しています。

大阪府の医療事務・調剤事務など、診療報酬請求事務の職業訓練

訓練実施機関
ヒューマンアカデミー株式会社
訓練実施施設
ヒューマンアカデミー大阪梅田校
大阪府大阪市北区芝田1‐1‐4阪急ターミナルビル10階 第10・11教室

訓練目標
病院、クリニックなどの現場で、受付、案内、医療事務(診療報酬請求・調剤報酬請求・介護報酬請求を含む請求事務処理)・医事OAの作業ができる。また医師の指示のもとで診断書や情報提供書等を記載したり、医師のアシスタント業務ができる。
訓練概要
医療機関の外来受付窓口対応、診療報酬請求事務(調剤報酬請求、介護報酬請求を含む)、医療事務システム操作、医師のアシスタント業務に関する知識、及びオフィスソフト基本操作に関する知識及び技能・技術を習得する
訓練終了後に取得できる資格
医科2級医療事務実務能力認定試験 全国医療福祉教育協会(任意)、医師事務作業補助者実務能力認定試験 全国医療福祉教育協会(任意)、医療事務認定実務者(R)試験 全国医療福祉教育協会(任意)

訓練実施機関
ヒューマンアカデミー株式会社
訓練実施施設
ヒューマンアカデミー心斎橋駅前校
大阪府大阪市中央区南船場4-3-2ゼント心斎橋ビル11階1113

訓練目標
病院、クリニック、調剤薬局などの現場で、即戦力として受付、案内、医療事務・調剤事務・医事OAの作業ができる。
訓練概要
医療機関の外来受付窓口対応、診療報酬請求事務、調剤報酬請求事務、医療事務システム操作、及びオフィスソフト(Word、Excel、PowerPoint)の基本操作に関する知識及び技能・技術を習得する
訓練終了後に取得できる資格
医科2級医療事務実務能力認定試験 全国医療福祉教育協会(任意)、2級医療秘書実務能力認定試験 全国医療福祉教育協会(任意)、調剤事務認定実務者(R)試験 全国医療福祉教育協会(任意)

訓練実施機関
株式会社SocialBridge
訓練実施施設
SBキャリアカレッジ梅田校
大阪市北区梅田1-1-3大阪駅前第3ビル20階

訓練目標
医療機関の事務職として従事する上で必要な基礎知識や接遇マナー等をはじめ、社会保険及び医療保険制度の基礎知識、診療報酬請求事務にかかる基礎知識、技能を習得するとともに、事務職に必要なパソコン知識とOAソフト(Word、Excel等)の操作技法等を習得する。
訓練概要
医療機関での外来受付窓口対応や診療報酬請求事務に必要な専門知識及び医療事務システム(レセプトコンピューター)操作技能を習得します。また、事務職に必須のWordやExcel等のパソコン操作技能を習得し、医療機関等における事務スタッフとして幅広く活躍できる人材を目指します。
訓練終了後に取得できる資格

訓練実施機関
JIGSO共同企業体
訓練実施施設
トライムアカデミー堺校
堺市堺区中瓦町1-1-21堺東八幸ビル5階

訓練目標
医療機関の事務職として従事する上で必要な基礎知識や接遇マナー等をはじめ、社会保険及び医療保険制度の基礎知識、診療報酬請求事務にかかる基礎知識、技能を習得するとともに、事務職に必要なパソコン知識とOAソフト(Word、Excel等)の操作技法等を習得する。
訓練概要
医療機関の事務職に必要となる社会保険等、医学、窓口、会計、診療報酬請求業務についての基礎知識・技能のほか、OA(Word、Excel)、医事OA、電子カルテの操作技法、接遇マナーを習得する。就職活動で武器にできる医療事務、パソコンの各種資格取得にも対応し、業界でも評価の高い「医科医療事務管理士資格認定・診療報酬請求事務能力認定試験」も目指せる訓練である。

訓練内容(例:ヒューマンアカデミー大阪梅田校)

医療保険制度概要・医療関連法規
医療保険制度、健康保険法、後期高齢者医療制度、公費負担医療制度、療養担当規則、医療法、医師法、医療従事者各法、医薬品医療機器等法
医学知識概要
解剖生理学、主な疾患の概要・診断方法・治療方法、薬理学、医学用語
医療事務の知識
医療費算定、カルテの読み方、診療費算定、診療報酬明細(レセプト)記載方法、診療報酬点数解説
調剤事務の知識
調剤事務の基礎、院外処方とは
介護事務の知識
介護事務の基礎、 医療保険と介護保険の給付調整
ドクターズ医療クラークの知識
医師事務作業補助者の業務、医師事務作業補助体制加算、医療安全管理、個人情報の保護、診療記録、電子カルテシステム
レセプト点検の知識
レセプトの内容とカルテとの点検業務

診療報酬請求事務演習
診療報酬請求明細書(外来・入院)の作成(診察・医学管理・在宅医療・投薬・注射・処置・手術・麻酔・輸血・検査・画像診断・入院・食事療法)
医療事務OA演習
レセプトコンピュータ、電子カルテの基本操作及び入力演習

診療報酬請求事務(医療事務・調剤事務)の仕事と資格

医療機関において、診療報酬を請求するための書類の作成を行ったり、窓口において、外来の受付、医療費の請求、入退院の手続などを行う。医療機関での具体的な業務は、診察が終わった患者のカルテを見て、診察の内容、検査の種類、薬の量などをコンピュータに入力して点数化し、患者が自己負担する金額を計算する。保険診療では疾病名に対応した治療、投薬や療養の基準に基づいてレセプト(診療報酬請求明細書)を作成し、その後、そのチェックを行う。

ほとんどの医療機関で、レセプトを用いた保険請求事務はコンピュータで処理される。入力に見落としや誤りがないかどうかなど、レセプトのチェックを慎重に行う。レセプトは、毎月の決められた期日までに、被保険者が国民健康保険に加入していれば国民健康保険団体連合会に、被用者保険の被保険者については社会保険診療報酬支払基金に提出する。また、窓口での具体的業務は、外来患者を受け付け、初診の患者は、健康保険証を預かり、診察券やカルテを作成する。診察が終った患者等の診察料の計算と会計、カルテの整理・保管を行う。入退院の手続を行うこともある。薬剤、備品及び資材の購入に関する事務手続きをする場合もある。

特に学歴や資格は必要とされないが、薬価点数や診療報酬点数の知識が必要

特に学歴や資格は必要とされないが、専門学校や通信教育などで薬価点数や診療報酬点数の換算方法、請求書の作成の仕方、カルテの見方などを勉強する場合が多い。診察料と投薬料の点数など簡単な計算から始めて経験を積み、次第にレントゲンや注射、検査、手術、入院料など複雑な点数計算をするようになる。経験を積み重ね、多くのケースをこなして仕事に習熟してゆく。

関連資格として民間の「診療報酬請求事務能力認定試験」、「医療事務技能審査試験」がある。書類に転記し点数を計算する反復作業のため、集中力を切らさず着実に仕事をこなせる粘り強さが求められる。また、見落としや間違いに気付く注意力が求められる。

大阪府の職業訓練コース(募集時期と入校時期)

大阪府の職業訓練は、大阪市を中心に、堺・茨木・枚方・岸和田などでも一部開講しています。申し込みは住所地を管轄するハローワーク職業相談窓口ですが、通学ができるのであればどのエリアの訓練コースにも応募可能です。(県外のコースに応募することもできます。)

パソコン事務系(簿記・パソコン・WEBデザイン・プログラミング)・医療事務系・介護事務系・ネイル美容系など民間委託しているコースは、2ヶ月前から募集が始まり、1ヶ月前に選考があります。

公共職業訓練(民間委託訓練)の募集

大阪府の公共職業訓練である民間委託訓練では、2ヶ月ほど前から募集を開始し、選考が10日前後に各校であり、合格発表は1週間ほどで郵送で届き、月初から訓練開始です。申込み期間中に、各校で見学会もありますので、見学会にも参加しましょう。

求職者支援訓練(大阪労働局委託の民間教育機関訓練)の募集

大阪府の求職者支援訓練では、毎月月初から翌月25日前後に開講のコースの募集を実施しています。選考日は月末で、選考結果通知が翌月初旬です。

長期高度人材育成コース(2年間訓練) 保育士養成科などの募集

大阪府の長期高度人材育成コース(2年間訓練)は、4月から2年間のコースのため、毎年2月から3月にかけて募集・選考があります。

介護福祉士養成コース・保育士養成コース・電気デジタル情報科(電気主任技術者)の募集があります。

大阪府の職業訓練校(民間委託校と公立職業訓練校)

【施設内職業訓練】大阪府の職業訓練では、府立の職業訓練校が4施設、独立行政法人運営のポリテクセンターが2施設あり、電気設備・金属加工・自動車整備など、ものづくり関係の職業訓練はそれらの施設内訓練で実施されています。(ポリテクセンター大阪港では「港湾荷役技能者をめざす公共職業訓練」があるようです。)

【委託職業訓練】大阪府雇用推進室人材育成課委託訓練グループでは、介護、経理事務、IT、WEBデザインなどの訓練を民間教育機関に委託して実施しています。【長期高度人材育成訓練】介護士・保育士養成が多い2年間の長期高度人材育成訓練では、言語聴覚士・精神保健福祉士・歯科技工士養成コースなど医療・保健分野も充実しており数校に委託されています。

【求職者支援訓練】参考までに、大阪労働局(厚生労働省)では、雇用保険を受給できない方を主な対象とした「求職者支援訓練」(民間教育機関)も充実させており、美容関係ではネイリスト養成・エステティシャン養成、その他分野でペットトリマー科があるなどサービス業向けの幅広い訓練