宮城県で医療事務コース・調剤事務科の職業訓練をさがす

宮城県では、医療事務・調剤事務など、診療報酬請求事務の職業訓練は、日本医療事務協会仙台校(宮城県仙台市青葉区中央1丁目6-18山一仙台中央ビル7F)で実施しています。

宮城県の医療事務・調剤事務など、診療報酬請求事務の職業訓練

訓練実施機関
株式会社日本教育クリエイト
訓練実施施設
日本医療事務協会仙台校
宮城県仙台市青葉区中央1丁目6-18山一仙台中央ビル7F

訓練目標
カルテを正しく読み取る力を養い、正確な医療費の計算ができるように演習を繰り返し行う。即戦力となるように関連のパソコン操作の知識も習得する。さらに,就職支援をとおして、医療機関での接客マナーや面接対応、仕事理解も身につけ、資格取得により早期の就職を目指す。
訓練概要
【学科】就職支援ガイダンス、働くことの基本ルール、医療事務(医療保険の制度の概要、カルテの読み方と診療報酬点数表の理解、保険請求事務演習など)、調剤事務(調剤薬局の役割、処方箋の読み方と調剤報酬点数表の理解)
【実技】医療事務(レセプト作成及び点検)、医療事務コンピュータ(IT活用の必要性、電子カルテほか各種入力、検索、領収書発行等)、医師事務作業補助者(医師事務作業補助者の役割と業務内容、医師代行入力の重要性、書類作成の留意事項)
訓練終了後に取得できる資格
【日本医療事務協会主催の次の資格】 医療事務検定試験(医科)、医事コンピュータ能力技能検定試験、調剤薬局事務検定試験

訓練内容

医療事務
医療保険の制度の概要,基本診療料・医学管理・在宅医療料,入院料,投薬料・注射料・リハビリ料・処置,手術料・麻酔料,検査料・画像診断料,保険の種類,各種保険法の理解,カルテの読み方と診療報酬点数表の理解,診察録から診療報酬請求書の作成,保険請求事務演習,実務症例集,医療費算定計算
調剤事務
調剤薬局の役割,処方箋の読み方と調剤報酬点数表の理解

医療事務
レセプト作成(外来患者・入院患者)及びレセプト点検
医療事務コンピュータ
外来・入院診療の入力,診療録からの入力,電子カルテの入力,新規患者登録,検索,領収書発行,診療報酬明細書発行,請求書発行
調剤事務 事務コンピュータ
入力の基本操作,医療機関の設定入力,処方箋の入力,レセプト作成・点検

診療報酬請求事務(医療事務・調剤事務)の仕事と資格

医療機関において、診療報酬を請求するための書類の作成を行ったり、窓口において、外来の受付、医療費の請求、入退院の手続などを行う。医療機関での具体的な業務は、診察が終わった患者のカルテを見て、診察の内容、検査の種類、薬の量などをコンピュータに入力して点数化し、患者が自己負担する金額を計算する。保険診療では疾病名に対応した治療、投薬や療養の基準に基づいてレセプト(診療報酬請求明細書)を作成し、その後、そのチェックを行う。

ほとんどの医療機関で、レセプトを用いた保険請求事務はコンピュータで処理される。入力に見落としや誤りがないかどうかなど、レセプトのチェックを慎重に行う。レセプトは、毎月の決められた期日までに、被保険者が国民健康保険に加入していれば国民健康保険団体連合会に、被用者保険の被保険者については社会保険診療報酬支払基金に提出する。また、窓口での具体的業務は、外来患者を受け付け、初診の患者は、健康保険証を預かり、診察券やカルテを作成する。診察が終った患者等の診察料の計算と会計、カルテの整理・保管を行う。入退院の手続を行うこともある。薬剤、備品及び資材の購入に関する事務手続きをする場合もある。

特に学歴や資格は必要とされないが、薬価点数や診療報酬点数の知識が必要

特に学歴や資格は必要とされないが、専門学校や通信教育などで薬価点数や診療報酬点数の換算方法、請求書の作成の仕方、カルテの見方などを勉強する場合が多い。診察料と投薬料の点数など簡単な計算から始めて経験を積み、次第にレントゲンや注射、検査、手術、入院料など複雑な点数計算をするようになる。経験を積み重ね、多くのケースをこなして仕事に習熟してゆく。

関連資格として民間の「診療報酬請求事務能力認定試験」、「医療事務技能審査試験」がある。書類に転記し点数を計算する反復作業のため、集中力を切らさず着実に仕事をこなせる粘り強さが求められる。また、見落としや間違いに気付く注意力が求められる。

宮城県の職業訓練コース(募集時期と入校時期)

宮城県の職業訓練は、仙台市を中心に、大崎・気仙沼などでも一部開講しています。申し込みは住所地を管轄するハローワーク職業相談窓口ですが、通学ができるのであればどのエリアの訓練コースにも応募可能です。(県外のコースに応募することもできます。)

パソコン事務系(簿記・パソコン・WEBデザイン・プログラミング)・医療事務系・介護事務系・ネイル美容系など民間委託しているコースは、2ヶ月前から募集が始まり、1ヶ月前に選考があります。

公共職業訓練(民間委託訓練)の募集

宮城県の公共職業訓練である民間委託訓練では、2ヶ月ほど前から募集を開始し、選考日は各校の開講日の3週間前ぐらいに実施されます。訓練開始日は、各校それぞれのため、募集期間も違っています。

求職者支援訓練(宮城労働局委託の民間教育機関訓練)の募集

宮城県の求職者支援訓練では、2ヶ月ほど前から募集を開始し、選考日は各校の開講日の2週間前ぐらいに実施されます。訓練開始日は、各校それぞれのため、募集期間も違っています。

長期高度人材育成コース(2年間訓練) 保育士養成科などの募集

宮城県の長期高度人材育成コース(2年間訓練)は、4月から2年間のコースのため、毎年2月から3月にかけて募集・選考があります。

介護福祉士養成科・保育士養成科・IT技術者養成科の募集があります。

宮城県の職業訓練校(民間委託校と公立職業訓練校)

【施設内職業訓練】宮城県・仙台の職業訓練では、県立の職業訓練校が5施設、独立行政法人運営のポリテクセンターが1施設あり、電気設備・金属加工など、ものづくり関係の職業訓練はそれらの施設内訓練で実施されています。

【委託職業訓練】宮城県立の職業訓練校である高等技術専門校の各校が、それぞれの地域で介護、経理事務、IT、WEBデザインなどの訓練を民間教育機関に委託して実施しています。【長期人材育成訓練】2年間の長期高度人材育成訓練では、介護福祉士養成科・保育士養成科を仙台地域で実施しています。

【求職者支援訓練】宮城労働局(厚生労働省)では、雇用保険を受給できない方を主な対象とした「求職者支援訓練」(民間教育機関)を介護、医療事務、WEBデザインなどの分野を中心に実施しています。