石川県で医療事務コース・調剤事務科の職業訓練をさがす

石川県では、医療事務・調剤事務など、診療報酬請求事務の職業訓練は、プラウズ金沢教室(金沢市横川7丁目35番地1号ルミエール横川5F)・ニチイ学館金沢校(金沢市上堤町1-12金沢南町ビルディング2F)などが実施しています。

石川県の医療事務・調剤事務など、診療報酬請求事務の職業訓練

医療事務・調剤事務科
訓練実施施設
プラウズ金沢教室
金沢市横川7丁目35番地1号ルミエール横川5F
訓練目標
医療保険制度、医療関連法規及び請求事務に関する知識とスキルを身に付け、医療の分野で即戦力として活躍できる人材を目指します。
訓練概要
診療報酬請求事務及び調剤報酬請求事務の基礎学習と実践的な患者様応対演習を行い、医療事務・調剤事務に必要な技能・技術を習得します。
訓練終了後に取得できる資格(任意受験)
調剤事務管理士技能認定試験、医科医療事務管理士技能認定試験

医療事務・調剤事務科
訓練実施施設
ニチイ学館金沢校
金沢市上堤町1-12金沢南町ビルディング2F
訓練目標
社会人としての接遇マナー、窓口における受付事務等の技能を身に付け、医療事務請求業務及び調剤事務請求業務に関する知識・技能を習得し、医療事務、調剤事務を円滑に遂行できる人材を目指します。
訓練内容
医療機関の窓口業務の基礎であるカルテの読み方や診療報酬点数の計算、診療報酬請求事務全般を学習します。また、調剤報酬明細書作成・点検、調剤報酬請求事務なども学びます。
訓練修了後に習得できる資格
調剤報酬請求事務技能認定(資格認定料は別途必要)
医療事務技能審査試験(メディカルクラーク(医科))(任意受験)

訓練内容(例:プラウズ金沢教室)

ホスピタリティの知識
医療現場におけるホスピタリティの基本、マナーについて
医療制度の知識
医療保障制度、医療保険のしくみ 
医療の知識
医療関連法規、予防医学、地域連携の目的について 
医薬品の知識
薬剤学、医薬品の基礎知識、薬の働くしくみ
看護・介護の知識
人体の構造と機能、看護・介護の心構え、社会福祉概論
診療報酬概論
診療報酬の流れ、診療報酬点数の加算・算定の概要
調剤報酬概論
調剤報酬の流れ、調剤報酬点数の加算・算定の概要 

実技 診療レセプトの内容、記入方法、レセプト作成・点検など

コミュニケーション演習
医療現場における医療従事者と患者様間でおこる具体的な事例をもとにしたロールプレイ 、 実践学習
診療報酬演習
診療レセプトの内容、記入方法、レセプト作成・点検・集計・総括、レセプト一連の流れに関する問題演習
調剤報酬演習
調剤レセプトの内容、記入方法、レセプト作成・点検・集計・総括、レセプト一連の流れに関する問題演習 

診療報酬請求事務(医療事務・調剤事務)の仕事と資格

医療機関において、診療報酬を請求するための書類の作成を行ったり、窓口において、外来の受付、医療費の請求、入退院の手続などを行う。医療機関での具体的な業務は、診察が終わった患者のカルテを見て、診察の内容、検査の種類、薬の量などをコンピュータに入力して点数化し、患者が自己負担する金額を計算する。保険診療では疾病名に対応した治療、投薬や療養の基準に基づいてレセプト(診療報酬請求明細書)を作成し、その後、そのチェックを行う。

ほとんどの医療機関で、レセプトを用いた保険請求事務はコンピュータで処理される。入力に見落としや誤りがないかどうかなど、レセプトのチェックを慎重に行う。レセプトは、毎月の決められた期日までに、被保険者が国民健康保険に加入していれば国民健康保険団体連合会に、被用者保険の被保険者については社会保険診療報酬支払基金に提出する。また、窓口での具体的業務は、外来患者を受け付け、初診の患者は、健康保険証を預かり、診察券やカルテを作成する。診察が終った患者等の診察料の計算と会計、カルテの整理・保管を行う。入退院の手続を行うこともある。薬剤、備品及び資材の購入に関する事務手続きをする場合もある。

特に学歴や資格は必要とされないが、薬価点数や診療報酬点数の知識が必要

特に学歴や資格は必要とされないが、専門学校や通信教育などで薬価点数や診療報酬点数の換算方法、請求書の作成の仕方、カルテの見方などを勉強する場合が多い。診察料と投薬料の点数など簡単な計算から始めて経験を積み、次第にレントゲンや注射、検査、手術、入院料など複雑な点数計算をするようになる。経験を積み重ね、多くのケースをこなして仕事に習熟してゆく。

関連資格として民間の「診療報酬請求事務能力認定試験」、「医療事務技能審査試験」がある。書類に転記し点数を計算する反復作業のため、集中力を切らさず着実に仕事をこなせる粘り強さが求められる。また、見落としや間違いに気付く注意力が求められる。

石川県の職業訓練コース(募集時期と入校時期)

石川県の職業訓練は、金沢市・小松市を中心に、七尾・能登などでも一部開講しています。申し込みは住所地を管轄するハローワーク職業相談窓口ですが、通学ができるのであればどのエリアの訓練コースにも応募可能です。(県外のコースに応募することもできます。)

パソコン事務系(簿記・パソコン・WEBデザイン・プログラミング)・医療事務系・介護事務系・ネイル美容系など民間委託しているコースは、2ヶ月前から募集が始まり、1ヶ月前に選考があります。

公共職業訓練(民間委託訓練)の募集

石川県の公共職業訓練である民間委託訓練では、2ヶ月ほど前から募集を開始し、選考日は開講日の2週間前ぐらい前で各校で実施されます。訓練校により訓練開始日がさまざまなため、募集日程もそれぞれ違います。

求職者支援訓練(石川労働局委託の民間教育機関訓練)の募集

石川県の求職者支援訓練では、2ヶ月ほど前から募集を開始し、選考日は開講日の2週間前ぐらいに各校で実施されます。訓練校により訓練開始日がさまざまなため、募集日程もそれぞれ違います。

長期高度人材育成コース(2年間訓練) 保育士養成科などの募集

石川県の長期高度人材育成コース(2年間訓練)は、4月から2年間のコースのため、毎年2月から3月にかけて募集・選考があります。

介護福祉学科・幼児教育学科・調理師科(1年)・製菓技術経営科(1年)・情報処理学科(1年)・医療情報秘書学科(1年)の募集があります。

石川県の職業訓練校(民間委託校と公立職業訓練校)

【施設内職業訓練】石川県・金沢の職業訓練では、県立の職業訓練校が4施設、独立行政法人運営のポリテクセンターが1施設あり、電気設備・金属加工など、ものづくり関係の職業訓練はそれらの施設内訓練で実施されています。

【委託職業訓練】石川県立の職業訓練校である産業技術専門校の各校が、それぞれの地域で介護、経理事務、IT、WEBデザインなどの訓練を民間教育機関に委託して実施しています。【長期人材育成訓練】2年間の長期高度人材育成訓練では、介護福祉士養成科を実施しています。

【求職者支援訓練】石川労働局(厚生労働省)では、雇用保険を受給できない方を主な対象とした「求職者支援訓練」(民間教育機関)を介護、医療事務、WEBデザインなどの分野を中心に実施しています。求職者支援訓練の情報は独立行政法人の石川支部のページに集約してあります。