北海道で医療事務コース・調剤事務科の職業訓練をさがす

北海道では、医療事務・調剤事務など、診療報酬請求事務の職業訓練は、三幸カレッジ札幌駅前校(札幌市北区北7条西1丁目1-2SE札幌ビル3階)で実施しています。

北海道の医療事務・調剤事務など、診療報酬請求事務の職業訓練

訓練実施機関
株式会社日本教育クリエイト札幌支社
訓練実施施設
三幸カレッジ札幌駅前校
札幌市北区北7条西1丁目1-2SE札幌ビル3階

訓練目標
医療現場の基礎知識にあたる医療事務や調剤薬局事務に加えメディカルマナーを学び、総合実践の授業を通して即戦力として早期に医療機関で活躍できる基礎スキルを身に付けます。また、訓練を通してビジネスマナー等について再確認をし、職業人としての意識向上を目指す。
訓練概要
医療事務(学科・実技) 調剤薬局事務 (学科・実技)
訓練終了後に取得できる資格
医療事務検定試験/調剤薬局事務検定試験(日本医療事務協会主催)

訓練内容

医療事務
医療保険の概要、窓口業務の流れ、基本診療料、医学管理、在宅医療、投薬、注射、処置、リハビリ、手術、麻酔、検査、画像診断、入院、会計欄作成、総復習、電子カルテ・オーダリングシステムの概要
会計欄作成(基本診療料)、薬剤計算復習、手術・麻酔算定練習、検査算定練習、検定試験対策

調剤薬局事務
医療保険の概要(医療事務の復習)、薬剤の基礎知識、調剤技術料、薬学管理料、調剤録作成、調剤報酬算定の原則、レセプト作成
薬剤料・調剤技術料算定練習、検定試験対策

診療報酬請求事務(医療事務・調剤事務)の仕事と資格

医療機関において、診療報酬を請求するための書類の作成を行ったり、窓口において、外来の受付、医療費の請求、入退院の手続などを行う。医療機関での具体的な業務は、診察が終わった患者のカルテを見て、診察の内容、検査の種類、薬の量などをコンピュータに入力して点数化し、患者が自己負担する金額を計算する。保険診療では疾病名に対応した治療、投薬や療養の基準に基づいてレセプト(診療報酬請求明細書)を作成し、その後、そのチェックを行う。

ほとんどの医療機関で、レセプトを用いた保険請求事務はコンピュータで処理される。入力に見落としや誤りがないかどうかなど、レセプトのチェックを慎重に行う。レセプトは、毎月の決められた期日までに、被保険者が国民健康保険に加入していれば国民健康保険団体連合会に、被用者保険の被保険者については社会保険診療報酬支払基金に提出する。また、窓口での具体的業務は、外来患者を受け付け、初診の患者は、健康保険証を預かり、診察券やカルテを作成する。診察が終った患者等の診察料の計算と会計、カルテの整理・保管を行う。入退院の手続を行うこともある。薬剤、備品及び資材の購入に関する事務手続きをする場合もある。

特に学歴や資格は必要とされないが、薬価点数や診療報酬点数の知識が必要

特に学歴や資格は必要とされないが、専門学校や通信教育などで薬価点数や診療報酬点数の換算方法、請求書の作成の仕方、カルテの見方などを勉強する場合が多い。診察料と投薬料の点数など簡単な計算から始めて経験を積み、次第にレントゲンや注射、検査、手術、入院料など複雑な点数計算をするようになる。経験を積み重ね、多くのケースをこなして仕事に習熟してゆく。

関連資格として民間の「診療報酬請求事務能力認定試験」、「医療事務技能審査試験」がある。書類に転記し点数を計算する反復作業のため、集中力を切らさず着実に仕事をこなせる粘り強さが求められる。また、見落としや間違いに気付く注意力が求められる。

北海道の職業訓練コース(募集時期と入校時期)

北海道の職業訓練は、札幌市・旭川市・函館市を中心に、苫小牧・釧路・岩内・北見などでも一部開講しています。申し込みは住所地を管轄するハローワーク職業相談窓口ですが、通学ができるのであればどのエリアの訓練コースにも応募可能です。(県外のコースに応募することもできます。)

パソコン事務系(簿記・パソコン・WEBデザイン・プログラミング)・医療事務系・介護事務系・ネイル美容系など民間委託しているコースは、2ヶ月前から募集が始まり、1ヶ月前に選考があります。

公共職業訓練(民間委託訓練)の募集

北海道の公共職業訓練である民間委託訓練では、2ヶ月ほど前から募集を開始し、選考日は開講日の2〜3週間前に各校で実施されます。申込み期間中に、各校の説明会もありますので、参加しましょう。

求職者支援訓練(北海道労働局委託の民間教育機関訓練)の募集

北海道の求職者支援訓練では、2ヶ月ほど前から募集を開始し、選考日は開講日の2〜3週間前に各校で実施されます。申込み期間中に、各校の説明会もありますので、参加しましょう。

長期高度人材育成コース(2年間訓練) 保育士養成科などの募集

北海道の長期高度人材育成コース(2年間訓練)は、4月から2年間のコースのため、毎年2月から3月にかけて募集・選考があります。

(札幌)介護福祉士養成科・保育士養成科・会計システム学科・情報システム学科・調理師科・トリマー科・美容師科・二級自動車整備科・土木工学科・スポーツ健康学科
(北見)介護福祉士養成科・保育士養成科・総合事務科・情報通信科・美容師養成科
(室蘭)介護福祉士養成科・保育士養成科・調理師養成科・電気工学科・情報処理科・自動車整備
(帯広)介護福祉士養成科・保育士養成科・栄養士科・医療ビジネス科
の募集があります。

北海道の職業訓練校(民間委託校と公立職業訓練校)

【施設内職業訓練】北海道・札幌の職業訓練では、道立の職業訓練校が8施設、独立行政法人運営のポリテクセンターが4施設あり、電気設備・金属加工など、ものづくり関係の職業訓練はそれらの施設内訓練で実施されています。

【委託職業訓練】北海道経済部労働政策局産業人材課では、道立の職業訓練校の各地域で、介護、経理事務、IT、WEBデザインなどの訓練を民間教育機関に委託して実施しています。【長期人材育成訓練】2年間の長期高度人材育成訓練では、苫小牧を除く7地域で介護士・保育士養成科を実施しており、また、札幌では、トリマー科や製菓パティシエ科やスポーツトレーナー学科など文部科学大臣から職業実践課程の認定を受けた専修学校や名称独占・業務独占の養成機関の指定を受けた専修学校の訓練科目を実施しています。

【求職者支援訓練】北海道労働局(厚生労働省)では、雇用保険を受給できない方を主な対象とした「求職者支援訓練」(民間教育機関)も充実させており、パソコンやOA事務を地域の需要に応じて実施していたり、札幌ではネイル養成科やWEBデザインなどのサービス分野の訓練も実施しています。