奈良県で保育士養成科・長期高度人材育成コースの職業訓練をさがす

奈良県では、2年間の保育士養成科の職業訓練は、奈良佐保短期大学(奈良市鹿野園町806)、奈良保育学院(奈良市三条宮前町3-6)で実施しています。

奈良県の保育士養成科・長期高度人材育成コースの職業訓練

幼稚園教諭・保育士養成科
訓練実施施設
奈良佐保短期大学
奈良市鹿野園町806
訓練目標
幼稚園教諭・保育士養成カリキュラムに則り訓練を行い、ゼミナール等で専門性を磨く。また、英語等の語学履修によりグローバルな考え方を持つ幼稚園教諭・保育士を目指す。
訓練内容
地域と国際社会を鑑みた幼稚園教諭・保育士を養成することにより、少子高齢社会や外国籍の子どもへの対応力を持った保育士を養成し、就職につなげる。
訓練修了後に習得できる資格
保育士

幼稚園教諭・保育士養成科
訓練実施施設
奈良保育学院
奈良市三条宮前町3-6
訓練目標
保育士養成課程と幼稚園教諭養成課程を併設する学校において、両カリキュラムを中心に、座学での知識習得と開講科目の7割を超える演習、実技及び実習により実践に即した技術を習得し、保育・教育に関する専門的知識・技術を習得する。

奈良県の長期高度人材育成コース(1年又は2年間の職業訓練)

奈良県の長期高度人材育成コース(2年間訓練)は、4月から2年間のコースのため、毎年2月から3月にかけて募集・選考があります。

介護福祉士養成科、保育士養成科・栄養士養成科・言語聴覚士養成科・美容師養成科の募集があります。

講義科目(奈良佐保短期大学)

保育士養成カリキュラムに則り訓練を行い、ゼミナール等でさらに保育士としての専門性を磨く。また、英語等の語学履修によりグローバルな考え方を持つ保育士を目指す。地域と国際社会を鑑みた保育士を養成することにより、少子高齢社会や外国籍の子どもへの対応力を持った保育士を養成し、就職につなげる。

保育の本質・ 目的に関する科目
保育原理、教育原理、子ども家庭福祉、社会福祉、子ども家庭支援論、社会的養護、保育者論
保育の対象の理解に関する科目
保育の心理学、子ども家庭支援の心理学、演習 子どもの理解と援助、子どもの保健、子どもの食と栄養保育の内容・方法に関する科目
保育内容演習、保育内容の理解と方法、乳児保育、子どもの健康と安全、障害児保育、社会的養護、子育て支援

保育実習

選択必修
音楽 、図画工作 、体育 、在宅保育論 、器楽演習 、社会的養護、子育て支援
専門教育科目・基礎教養科目
外国語(英語・英会話・フランス語 ) 、体育(健康・スポーツ論) 、言語・国語表現法、自己理解・相互理解(人権と差別)、情報リテラシー

専門学校・短期大学に入校する「保育士養成科」などの長期高度人材育成コースとは

長期高度人材育成コースとは、保育士などの国家資格を取得するために専門学校・短期大学に入校し、大半のコースでは一般学生とともに、学科と実技を2年間(1年間コースもあり)かけて受講することで、国家資格取得や高い職業能力を習得し正社員就職を目指す職業訓練(ハロートレーニング)です。

対象となる方は、概ね55歳未満の方で、非正規雇用でお仕事をされていた方や、出産・育児等でお仕事にブランクがある方等です。

受講料無料ですが、テキスト代・実習演習材料費等(コースにより数万円から十数万円など)は自己負担となります。

また、訓練受講開始日において、雇用保険の受給資格のある方又は受給中の方で、条件を満たす方は「失業保険の受給期間の延長」の対象になります。

4月入校の職業訓練ですが、都道府県によっては数ヶ月前(12月ごろ)からの募集・選考もあるため、在職中の方も応募可能ですが、入校日前に離職していることが必要です。

失業保険の受給期間の延長

失業保険をもらっている期間中にハローワークから紹介され公共職業訓練を受講すると失業保険(雇用保険)の受給期間は延長されます。原則として所定給付期間日数の2/3の受給日数を受け終わるまでに訓練を開始しないと訓練給付延長は受けられません

この訓練延長給付は、以下の3つの期間に適用されます。

  1. 公共職業訓練などを受けるために待機している期間
  2. 公共職業訓練などを受講している期間(最長で2年)
  3. 公共職業訓練などの終了後に再就職が困難な期間(最長30日)

公共職業訓練は3カ月、6カ月のコースが多く設定されていますが、国家資格等を取得するために1年または2年間受講するコースも開設されています。この制度を上手に利用すると、本来の所定給付日数が90日しかない人も元の日数に加えて公共職業訓練を受給する期間分だけ支給日数が延長されることになります。

奈良県の職業訓練コース(募集時期と入校時期)

奈良県の職業訓練は、奈良市・桜井市を中心に、大和高田・橿原・生駒・王寺などでも一部開講しています。申し込みは住所地を管轄するハローワーク職業相談窓口ですが、通学ができるのであればどのエリアの訓練コースにも応募可能です。(県外のコースに応募することもできます。)

パソコン事務系(簿記・パソコン・WEBデザイン・プログラミング)・医療事務系・介護事務系・ネイル美容系など民間委託しているコースは、2ヶ月前から募集が始まり、1ヶ月前に選考があります。

公共職業訓練(民間委託訓練)の募集

奈良県の公共職業訓練である民間委託訓練では、2ヶ月ほど前から募集を開始し、選考日は開講月の前月10日前後に各校で実施されます。訓練開始日は概ね月初からのため、募集期間も前月初旬までが多いです。

求職者支援訓練(奈良労働局委託の民間教育機関訓練)の募集

奈良県の求職者支援訓練では、1ヶ月ほど前に募集を開始し、選考日は開講月の初旬に各校で実施され、概ね20日からの訓練開始です。

奈良県の職業訓練校(民間委託校と公立職業訓練校)

【施設内職業訓練】奈良県の職業訓練では、県立の職業訓練校が1施設、独立行政法人運営のポリテクセンターが1施設あり、電気設備・金属加工など、ものづくり関係の職業訓練はそれらの施設内訓練で実施されています。

【委託職業訓練】奈良県産業観光雇用振興部雇用政策課が、それぞれの地域で介護、経理事務、IT、WEBデザインなどの訓練を民間教育機関に委託して実施しています。【長期人材育成訓練】2年間の長期高度人材育成訓練では、介護福祉士養成科・保育士養成科の他に、栄養士養成科や美容師養成科・言語聴覚士養成科を実施しています。

【求職者支援訓練】奈良労働局(厚生労働省)では、雇用保険を受給できない方を主な対象とした「求職者支援訓練」(民間教育機関)を介護、医療事務、WEBデザインなどの分野を中心に実施しています。マンション管理士養成科も実施しています。