三重県で保育士養成科・長期高度人材育成コースの職業訓練をさがす

三重県では、2年間の保育士養成科の職業訓練は、ユマニテク短期大学(四日市市南浜田町4-21)、高田短期大学(津市一身田豊野195)、鈴鹿大学短期大学部(鈴鹿市郡山町663-222)で実施しています。

三重県の保育士養成科・長期高度人材育成コースの職業訓練

保育士養成科
訓練実施施設
ユマニテク短期大学
四日市市南浜田町4-21
訓練目標
厚生労働大臣(三重県知事)指定の保育士養成課程のカリキュラムを中心に、座学での知識習得と実践に即した技術を習得し、保育に関する専門的知識と技術を持ち保育現場で活躍できる人材を養成することを訓練目標とします。
訓練内容
保育士(国家試験受験)資格を有する専門的な人材として、保育施設の保育職や専門性を活かした職種への就職をめざす。
訓練修了後に習得できる資格
保育士

保育士養成科
訓練実施施設
高田短期大学
津市一身田豊野195
訓練目標
厚生労働大臣(三重県知事)指定の保育士養成課程のカリキュラムを中心に、座学での知識習得と実践に即した技術を習得し、保育に関する専門的知識と技術を持ち保育現場で活躍できる人材を養成することを訓練目標とします。

保育士養成科
訓練実施施設
鈴鹿大学短期大学部
鈴鹿市郡山町663-222

三重県の長期高度人材育成コース(1年又は2年間の職業訓練)

三重県の長期高度人材育成コース(2年間訓練)は、4月から2年間のコースのため、毎年2月から3月にかけて募集・選考があります。

介護福祉士養成科・保育士養成科・栄養士養成科・製菓衛生師養成科の募集があります。

講義科目(ユマニテク短期大学)

教養科目 
人間性や社会観に関する科目として、「生活とかがく」等を履修、言語や情報に関する科目として、「外国語コミュニケーション」「情報処理」等を履修、そして健康と保健体育に関する科目として、「スポーツ・レクリエーション実技」を学修。

専門教育科目
保育や幼児教育の目的や子どもを取り巻く社会の現状について学ぶ科目
「保育内容総論」「子ども家庭福祉」等
保育や幼児教育の対象となる子どもと家族について理解を深める科目
「子ども家庭支援論」「障がい児保育」等
保育や幼児教育を実践するための方法や技術を修得する科目
「保育指導法」「教育方法と技術」等
保育や幼児教育をめぐる諸問題について倫理的に考え表現する方法を修得する科目
「保育・教職実践演習」

実習
保育や幼児教育について、現場で他者とコミュニケーションをとりながら実践的に学ぶ科目として、「保育実習」を履修する。また、学外実習として、保育士資格や児童厚生二級指導員資格を取得するための実習科目、その他にも学外で実践的に学ぶ機会を豊富に設定し、地域子育て支援やボランティア
などの現場体験をし、「地域ポランティア実践」などの授業では、地域のニーズを理解して即戦力となれるように、専門知識や技術を実践的に学び、且つ、授業の空き時間や長期休暇を利用して自主的な実習やボランティア活動も可能にしている。

専門学校・短期大学に入校する「保育士養成科」などの長期高度人材育成コースとは

長期高度人材育成コースとは、保育士などの国家資格を取得するために専門学校・短期大学に入校し、大半のコースでは一般学生とともに、学科と実技を2年間(1年間コースもあり)かけて受講することで、国家資格取得や高い職業能力を習得し正社員就職を目指す職業訓練(ハロートレーニング)です。

対象となる方は、概ね55歳未満の方で、非正規雇用でお仕事をされていた方や、出産・育児等でお仕事にブランクがある方等です。

受講料無料ですが、テキスト代・実習演習材料費等(コースにより数万円から十数万円など)は自己負担となります。

また、訓練受講開始日において、雇用保険の受給資格のある方又は受給中の方で、条件を満たす方は「失業保険の受給期間の延長」の対象になります。

4月入校の職業訓練ですが、都道府県によっては数ヶ月前(12月ごろ)からの募集・選考もあるため、在職中の方も応募可能ですが、入校日前に離職していることが必要です。

失業保険の受給期間の延長

失業保険をもらっている期間中にハローワークから紹介され公共職業訓練を受講すると失業保険(雇用保険)の受給期間は延長されます。原則として所定給付期間日数の2/3の受給日数を受け終わるまでに訓練を開始しないと訓練給付延長は受けられません

この訓練延長給付は、以下の3つの期間に適用されます。

  1. 公共職業訓練などを受けるために待機している期間
  2. 公共職業訓練などを受講している期間(最長で2年)
  3. 公共職業訓練などの終了後に再就職が困難な期間(最長30日)

公共職業訓練は3カ月、6カ月のコースが多く設定されていますが、国家資格等を取得するために1年または2年間受講するコースも開設されています。この制度を上手に利用すると、本来の所定給付日数が90日しかない人も元の日数に加えて公共職業訓練を受給する期間分だけ支給日数が延長されることになります。

三重県の職業訓練コース(募集時期と入校時期)

三重県の職業訓練は、四日市市・津市・伊勢市を中心に、鈴鹿・松阪・名張・熊野などでも一部開講しています。申し込みは住所地を管轄するハローワーク職業相談窓口ですが、通学ができるのであればどのエリアの訓練コースにも応募可能です。(県外のコースに応募することもできます。)

パソコン事務系(簿記・パソコン・WEBデザイン・プログラミング)・医療事務系・介護事務系・ネイル美容系など民間委託しているコースは、2ヶ月前から募集が始まり、1ヶ月前に選考があります。

公共職業訓練(民間委託訓練)の募集

三重県の公共職業訓練である民間委託訓練では、1〜2ヶ月ほど前から募集を開始し、公共職業訓練(民間委託訓練)も能力開発説明会への参加は必須で、各コース毎に募集期間中に2回説明会予定があります。

求職者支援訓練(三重労働局委託の民間教育機関訓練)の募集

三重県の求職者支援訓練では、2ヶ月ほど前から募集を開始し、募集締め切り後1週間程度で選考があります。訓練校ごとに開講日がさまざまなので、募集期間も各校で違います。

三重県の職業訓練校(民間委託校と公立職業訓練校)

【施設内職業訓練】三重県・津の職業訓練では、県立の職業訓練校が1施設、独立行政法人運営のポリテクセンターが2施設あり、電気設備・金属加工など、ものづくり関係の職業訓練はそれらの施設内訓練で実施されています。

【委託職業訓練】三重県立津高等技術学校が、介護、経理事務、IT、WEBデザインなどの訓練を民間教育機関に委託して実施しています。【長期人材育成訓練】2年間の長期高度人材育成訓練では、介護福祉士養成科・保育士養成科・栄養士養成科を実施しています。

【求職者支援訓練】三重労働局(厚生労働省)では、雇用保険を受給できない方を主な対象とした「求職者支援訓練」(民間教育機関)を介護、医療事務、WEBデザインなどの分野を中心に実施しています。