山形県では、2年間の介護福祉士養成科の職業訓練は、大原簿記情報ビジネス医療福祉専門学校山形校(山形市城南町1-18-10)、東北文教大学短期大学部(山形市片谷地515番地)、新庄コアカレッジ(新庄市十日町6162-11)などで実施しています。
山形県の介護福祉士養成科・長期高度人材育成コースの職業訓練
介護福祉士養成科(大原学園山形校)
訓練実施施設
大原簿記情報ビジネス医療福祉専門学校山形校
山形市城南町1-18-10
訓練目標
介護福祉士を養成するための介護に関する知識・技術等を習得するとともに、再就職に必要なスキル等を習得すること。
訓練内容
2年間の介護福祉士養成課程
訓練修了後に習得できる資格
介護福祉士
介護福祉士養成科(東北文教大学)
訓練実施施設
東北文教大学短期大学部
山形市片谷地515番地
訓練目標
厚生労働大臣指定の介護福祉士養成課程のカリキュラムを中心に、座学での知識習得と実践に即した技術を習得し、介護・福祉に関する専門的知識と技術を持った人材を養成することを訓練目標とする。
介護福祉士養成科(新庄コアカレッジ)
訓練実施施設
学校法人最上広域コア学園 新庄コアカレッジ
新庄市十日町6162-11
訓練目標
介護福祉士を養成するための介護に関する知識・技術等を習得するとともに、再就職に必要なスキル等を習得すること。
山形県の長期高度人材育成コース(1年又は2年間の職業訓練)
山形県の長期高度人材育成コース(2年間訓練)は、4月から2年間のコースのため、毎年1月から3月にかけて募集・選考があります。
介護福祉士養成科・保育士養成科・医療ビジネス科の募集があります。
講義科目(大原簿記情報ビジネス医療福祉専門学校山形校)
介護福祉士とは
介護福祉士の資格とは・・・社会福祉士及び介護福祉士法で定められた国家資格です。
介護福祉士に関する国の政策は・・・介護人材が不足しており、介護報酬等の引上げ等の施策により介護福祉士等の処遇改善などに取り組んでいる。
介護福祉士の仕事とは
身体または精神の障害のために日常生活を営むことが困難な方に、入浴、排泄、食事などの介護を、専門的知識及び技術をもって行う仕事。
介護の必要な方や家族等の介護をする方へ介護に関する指導を行う仕事。
専門学校・短期大学に入校する「保育士養成科」などの長期高度人材育成コースとは
長期高度人材育成コースとは、保育士などの国家資格を取得するために専門学校・短期大学に入校し、大半のコースでは一般学生とともに、学科と実技を2年間(1年間コースもあり)かけて受講することで、国家資格取得や高い職業能力を習得し正社員就職を目指す職業訓練(ハロートレーニング)です。
対象となる方は、概ね55歳未満の方で、非正規雇用でお仕事をされていた方や、出産・育児等でお仕事にブランクがある方等です。
受講料無料ですが、テキスト代・実習演習材料費等(コースにより数万円から十数万円など)は自己負担となります。
また、訓練受講開始日において、雇用保険の受給資格のある方又は受給中の方で、条件を満たす方は「失業保険の受給期間の延長」の対象になります。
4月入校の職業訓練ですが、都道府県によっては数ヶ月前(12月ごろ)からの募集・選考もあるため、在職中の方も応募可能ですが、入校日前に離職していることが必要です。
失業保険の受給期間の延長
失業保険をもらっている期間中にハローワークから紹介され公共職業訓練を受講すると失業保険(雇用保険)の受給期間は延長されます。原則として所定給付期間日数の2/3の受給日数を受け終わるまでに訓練を開始しないと訓練給付延長は受けられません
この訓練延長給付は、以下の3つの期間に適用されます。
- 公共職業訓練などを受けるために待機している期間
- 公共職業訓練などを受講している期間(最長で2年)
- 公共職業訓練などの終了後に再就職が困難な期間(最長30日)
公共職業訓練は3カ月、6カ月のコースが多く設定されていますが、国家資格等を取得するために1年または2年間受講するコースも開設されています。この制度を上手に利用すると、本来の所定給付日数が90日しかない人も元の日数に加えて公共職業訓練を受給する期間分だけ支給日数が延長されることになります。
山形県の職業訓練コース(募集時期と入校時期)
山形県の職業訓練は、山形市・米沢市・酒田市を中心に、鶴岡・新庄・東根・村山などでも一部開講しています。申し込みは住所地を管轄するハローワーク職業相談窓口ですが、通学ができるのであればどのエリアの訓練コースにも応募可能です。(県外のコースに応募することもできます。)
パソコン事務系(簿記・パソコン・WEBデザイン・プログラミング)・医療事務系・介護事務系・ネイル美容系など民間委託しているコースは、2ヶ月前から募集が始まり、1ヶ月前に選考があります。
公共職業訓練(民間委託訓練)の募集
山形県の公共職業訓練である民間委託訓練では、2ヶ月ほど前から募集を開始し、開講日の2週間ほど前に、各校で選考があります。各校で開講日がさまざまなため、募集期間もそれぞれ違います。
求職者支援訓練(山形労働局委託の民間教育機関訓練)の募集
山形県の求職者支援訓練では、2ヶ月ほど前から募集を開始し、開講日の2週間ほど前に、各校で選考があります。各校で開講日がさまざまなため、募集期間もそれぞれ違います。
山形県の職業訓練校(民間委託校と公立職業訓練校)
【施設内職業訓練】山形県の職業訓練では、県立の職業訓練校が2施設、独立行政法人運営のポリテクセンターが1施設あり、電気設備・金属加工など、ものづくり関係の職業訓練はそれらの施設内訓練で実施されています。
【委託職業訓練】山形県立の職業訓練校である職業能力開発専門校の各校が、それぞれの地域で介護、経理事務、IT、WEBデザインなどの訓練を民間教育機関に委託して実施しています。【長期人材育成訓練】2年間の長期高度人材育成訓練では、介護福祉士養成科と保育士養成科を実施しています。
【求職者支援訓練】山形労働局(厚生労働省)では、雇用保険を受給できない方を主な対象とした「求職者支援訓練」(民間教育機関)を介護、医療事務、WEBデザインなどの分野を中心に実施しています。ガーデニング造園科・有機野菜栽培と第6次産業科など園芸・農業分野も実施されています。